2017-04-23 13:09 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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自分が14年住んだローマへ「観光に出かける」というのは、やっぱり不思議な感覚です。

先週のイースター休暇を利用して、パオパオ、そしてパオパオの両親を連れてローマへ3泊4日の旅に出かけてきました。
パオパオはこれまで仕事が忙しいという理由で両親と旅行をしたことがありません。
最後の家族旅行はパオパオがまだ高校生だった頃、夏休みに海辺の町に行った時にさかのぼるそうです。

私の両親は他界してしまいましたが、、パオパオの両親はまだ元気です。
でも親というのは残念なことにいつまでも元気ではないのです。
まだ元気に歩けるうちに、少しでも親孝行をしてほしい、思い出づくりをしてほしい、そうでないといつか愛する人達がいなくなってからでは本当に遅い、、、ローマ旅行、そういう思いを込めてパオパオの背中を押しました。

今回の旅は車での移動です。電車のタリフも調べてみましたが、4人となるとやはり車の方が割安になりました。
ヴェネトを朝6時半出発、途中サービスエリアで休憩して、12時半には順調にホテルに到着。
車をホテルの駐車場に置いて、ホテルから徒歩5分の最寄り駅マルコーニMarconiからカヴールCavourまで10分ちょっと地下鉄で移動。
ランチは日本でも近年すっかり有名店になったオステリア・ラ・カルボナーラOsteria La Carbonara(www.http://lacaarbonara.it)を予約済みです。

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ここでいつも頼むアンティパスト、カルチョーフィ・アラ・ジュディアcarciiofi alla giudia(カルチョーフィのフライ)です。
でも、気のせいか、いつもよりはなんだか感動に欠ける。。。もっとおいしかったような気が。w(゚o゚)w
本来、外側の部分も食べてしまうんですが、たぶん揚げ過ぎで、今日はお残ししてしまいました。

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気を取り直して、パスタ。私とパオパオは定番カルボナーラ、お母さん達はアマトリチャーナを注文。
、、、と、ここでもレベルの低下に気づいてしまいました。カルボナーラ、全然アルデンテでない、、、これはちょっとショックでした。
こちらのオステリア、昔はもっとおいしかったんですが、ガイドブックに載っちゃったから手抜きになってしまったんでしょうか?
とっても残念です~~~ (T_T)

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テーブルマットは各国語で「ありがとう」と書かれていますが、、、
日本語のありがとうは見つからず、「感謝」という言葉となぜか「ございましたGozaimashita」???

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昼食後のプログラムはカロリー消化の為の散歩です。
ナツィオナーレ通りを渡って、クイリナーレの丘からトレビの泉まで下りてきました。
たまに真っ裸で泉に飛び込む外国人観光客が出没しますが(450ユーロの罰金だそうです)、この日はいませんでした。
パオパオの両親はコインを投げて、ローマ再訪を泉にお願いしていました。
最後にローマに来たのは50年前だそうで、「次に来るのは50年先よ}と笑っていました。

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その後、パンテオンへ向かう道、途中にローマショップの前を通過。
私一人だったら中に入って、チームのシャツとかマスコット人形とかガンガン買い物してしまうところですが、今日は素通りです。

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パンテオン前は入場を待つ長い列ができていました。
よって入場はせず、スルー。
歩き続けます。
まだ4月の半ばだというのに、日焼けしそうな暑さです。

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ナヴォナ広場、いつも大道芸人の人達でいっぱいです。

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お天気がよいので、大胆にお昼寝している人もいます。 子守りに疲れたお父さんでしょうか?

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たくさんの絵描きさんがいる中、この方は実物より美しく描くテクニックをお持ちのようでひときわ人だかりができていました。☆

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みのむしが幼虫だった頃、よくこの広場に連れてきて、時間が経つのを忘れて手品師のおじさんを見ていたものです。
あの頃にもう戻ることができない切なさを感じます。。。

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カンポ・ディ・フィオーリ、移民の多いご時世を反映して、お花屋さんの屋台の人もインド系の人です。

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壁に「Ultras Roma(サッカー・ローマチームの筋金入りファン)」の落書きを見つけると思わず微笑みが出ます。

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歩き疲れたので、ディナーはホテルすぐ裏のLo Convento(http://ristoranteloconvento.com)という名前のレストラン・ピッツェリアへ(なぜ定冠詞が”Il”ではなく、”Lo”なのか?)。
食べに来ているお客さんは皆地元ローマの人ばかり、レストランの位置がホテルからは死角になっているうえ、決して一人では歩きたくない暗い細い夜道とトンネルを抜けてこなければならないので、ホテルの宿泊客にはこのレストランがあることすら気づかれないようです。コンヴェント=修道院という名前にちなんで、このレストランのスタッフはほぼ全員がカップチーノ派の修道僧服を着ています。でも本物の修道僧はタトゥーはしていないでしょうね。。。

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会計のフランチェスコ修道僧はなかなかのイケメンです。

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電話ボックスもよく見ると、懺悔ボックスを再利用しています!
ついでに、グレゴリオ聖歌をBGMに流していればよかったのに、と思いました。

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お昼はパスタだったので、夜はピツァにしました。
私が頼んだのはカラブリア風ピツァ、ndujaンドゥイアという唐辛子とサラミのペーストが散りばめられていてとってもスパイシー。
ローマのピツァは大きく見えても紙のように薄く、食後、胃にもたれるということがなくてありがたいっ!

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私達の宿泊ホテルは限りなく3つ星に近い4つ星ホテル、ホテル・アレア Hotel Area(http://hotelarearoma.it)です。
広いお庭に囲まれていて朝は小鳥の鳴き声で目が覚めるリラックス感がありますが、すぐ横に幼稚園から高校までのミッション系スクールがあり、学校がある日の朝はもっとうるさいのかもしれません。
何と言っても駐車場がタダで、室料も安く(イースターのハイシーズンでもツインが70ユーロぐらい)、地下鉄の駅に近いのでこちらを選択したのですが、シャワーボックスがとっても小さくて、ちょっぴり太めのパオパオのお母さんはシャワーの中に入ることができず(!)、もっと広いシャワーボックスがあるお部屋に変えて頂きました。(゚△゚;ノ)ノ

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朝食は卵料理やソーセージなどもありましたが、それらに手を出すのは外国人だけです。
イタリア人の朝食はクロアッサンやタルトなど”甘い味”とカフェが基本で、塩味のお皿はまず食べません。

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2日目朝、ホテル近くの停留所まで歩き、公共バスでサンタンジェロ城に着きました。

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テベレ川の風景、癒されます~。時を忘れてずっと見つめていたくなります。

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バチカン前はイースター時期のテロを警戒して、厳重体制です。
実は私たちは「列に並ばずサンピエトロ大聖堂へ入場、ガイド付きツアー」という切符をネットで事前購入し、万全を期していたのですが。。。
そこはさすが、イタリア
結局、1時間以上並ばされ、ようやく入場してみると、ガイドはもう遅いから手配不可、オーディオガイドなら無料、という恐ろしい内容。。。アメリカ人のおじさんが「俺の金返せ~!!! I WANT MY MONEY BACK!!!」と大絶叫していました。
私たちは返金手続きを申し込んだところで、イタリアのこと、お金を返してもらえる保証もないと判断し、しぶしぶオーディオガイドを聞きながらそそくさと見学して外に出ました。手配先はTripadvisor経由で予約したViatorという会社なのですが、他の人達に私たちの不幸が繰り返されないことを祈るのみです。(*`へ´*)

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バチカン付近はツーリストメニューなどを出しているしょぼいレストランが多く、このホリデーシーズンの観光客数ではランチも予約しておいた方がよいと思い、バチカン広場から徒歩5分ぐらいの所にあるダ・ロモロ・アッラ・モーレ・アドリアーナDa Romolo alla Mole Adriana(http://daromoloallamoleadriana.it)を押さえていました。私のパスタは今日のお薦め、アサリとイカのショートパスタです。ソースは薄味でパスタももちもちしていて絶品!

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せっかくのローマなので、私の大好きなプンタレッレPuntarelleも注文しました。

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こちらのレストランにはこれまで来たことがなかったのですが、大当たりでした。
2年前ぐらいに開店したらしいですが、値段も安く、お料理も美味しく、天井の高い空間からボルゴ・ピオBorgo Pioのレンガの壁が見えて素敵な雰囲気です。

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午後は春爛漫のスペイン階段に周ってみました。
その時点でパオパオのお母さんが歩き疲れてきたので、ポポロ広場から地下鉄でホテルに戻りました。

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今日のディナーもしつこく修道院です、笑。
パオパオの両親は歩き過ぎで足が痛くなり、ホテルの部屋から一歩も外に出ず、私とパオパオだけで出かけました。
今日は自家製パスタなのでしょうか、長さ10㎝ぐらいの巨大なリコッタチーズのラビオリ!
シンプルなバジリコ・トマトソースはいつ食べても飽きることがありません。
パオパオの注文したアバッキオ・ア・スコッタディートabbacchio a scottadito(ローマ風羊のグリル焼)は絶品だったそうです。

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3日目はコロッセオの日です。
こちらもテロ警戒の為のメタル感知器を通過しなければ入場できません。

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さて、前日のバチカンツアーでひどい目に遭ったので、今日のコロッセオツアーは早めに到着。
10:20からイタリア語のガイドさんと一緒に一般入場者は入ることができない地下の部分と一番高い第三レベルを見学するツアーです。30分も早くミーティングポイントに着いて待機、今日は楽勝と思っていたら、、、
ここでも予期せぬ恐ろしい事態が。。。
ツアー出発3分前になって、パオパオのお父さんがいきなりおトイレに行きたいと言い出したのです~~~(大汗)。
どうしよう?と悩みましたが、義父にお漏らしをさせるようなことはやはりできません。
、、、ということで、お父さんがトイレに行っている間に、私達4人はしっかりツアーに置いてけぼりになってしまいました。。゚(゚´Д`゚)゚。

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トイレから戻ってきたお父さんと怒り狂うパオパオをなだめながら、とりあえずコロッセオ内部に入り、私たちのツアーを探しましたが、、、
広大なコロッセオ、何百人もの観光客、、、一体どこにいるのか、さっぱりわかりません。。。
守衛さんに相談してみると、第三レベルに上がる門の前で待っていればきっと合流できるというアドバイス。
そして待つこと1時間。。。
やかんを頭に置けばお湯が沸くくらいにカッカしていたパオパオが、もう帰ろう!と叫び始めました。

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そこに現れたのは、私たちのツアーのガイドさん!
なんとか30分ぐらいは一緒に説明を聞くことができそうです。ほっ。。。

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地下を見ることはできませんでしたが、なんとか第三レベルまで登ることができました。\(^o^)/

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豆粒みたいな人々の姿が見える場所が第三レベルです。
剣闘士の説明とかとても興味深い話ばかりだったので、ツアーのほとんどをミスしてしまったのは本当に残念でした。
歴史や考古学が大好きなパオパオ、いつの日かこのツアーにまた申し込もうと燃えていましたが、、、

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一昨日~昨日の疲労が抜けないパオパオのお母さん、この後、フォロロマーノの見学も予定していたのですが、ついに歩けなくなって座り込んでしまいました。そこで予約していたレストランにさっさと直行。今日のランチはフォロロマーノから歩いて1分の広場にあるマラクーヤMaracuja(https://www.facebook.com/osteriamaracuja/)です。今日はイースターなので、ゆで卵を飾った前菜とスプマンテをサービスしてくれました♫

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こちらのお店はロブスターのパスタとか魚介が得意だと把握していましたが、今日はイースターの為、通常メニューがなく、お肉とお魚の二つのセットメニューしかないそうで、こちらはお肉のメニューです。

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お魚のメニューがこちら。
一品一品、足し算していくとセットメニューはお値打ち感はありますが、とてもこの量を食べられるとは思われません!

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メニューから1品選ぶこともできるというので、私はタコとソラマメとペコリーノチーズの前菜だけにしました。ボリュームがすごかったので、これ1品でお腹が一杯になりました。私以外の三人はラザーニェ・アル・ラグー・ビアンコ・エ・カルチョーフィLasagne al ragu` bianco e carciofi(仔牛のミートソースとカルチョーフィのラザーニャ)を頼みましたが、優しいお味でとても美味しかったそうです。

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昼食後、ホテル直行、午後はシエスタです。
昨日のディナーを食べなかったパオパオの両親もローマ最後の夜はちゃんとディナーに行きたいと燃えています。
ゆっくり休んだところで、夜のトラステヴェレに繰り出しました。
予約したレストランはダ・メオ・パタッカDa Meo Patacca(http://ristorantedameopatacca.it)です。
こちらのレストランの売りは雰囲気、明るく陽気なミュージシャンが歌を歌いながら各テーブルを周ってくれます。
自分ではまず来ないタイプのレストランなのですが、パオパオのお母さんは鼻歌をいつも歌っている人なので、こういう雰囲気はきっと気に入ってくれるだろうと予想していました。
さすがに南国ローマ、4月の半ばでも日中は半そででちょうど良く、夜でも心地よい暖かさが残る気候、私たちが案内されたテーブルは屋外のテラス席でした。レストラン内部はフォークロア調で独特の雰囲気があり、もしそちらになっていたとしても決して悪くはありませんでしたが、今夜はテラスで正解でした。

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もうさすがにパスタはパスして、セコンドだけを頼みました。
チキンのトマトソース煮込み+ポテトのオーブン焼きです。

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デザートはティラミスをパオパオをシェアしました。
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予想通り、音楽と陽気な雰囲気で、盛り上がりまくった夜になりました。
私がリクエストしたInno della Roma(ローマの応援歌)と、歌手アントネッロ・ヴェンディッティAntonello Vendittiのローマ・カポッチャRoma Capocciaも歌ってもらって感動~~~でした☆ ちなみにアントネッロ・ヴェンディッティさんはこのレストランの真向いの建物に住んでいるそうなので、自分の歌が歌われているのが聞こえたでしょうか?

楽団の人達と記念写真を撮って、パオパオの一家ご満悦です☆
色々なハプニングが起こりましたが、皆とても楽しんでくれたようです。
何年かしてこの日のことを思い出す時が来るのでしょう。。。
人はあの世にお金も家も車も持って行くことはできませんが、思い出だけは持って行くことができます。
残される人にも思い出を残していくことができます。
パオパオが少しこれから親孝行を続けてくれることを望みつつ。。。
ローマの休日終了!
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2017-03-27 01:16 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ブログをさぼって早3年、日めくりカレンダーがパラパラと風に飛ばされていくサブリミナル映像でも見ているような感覚がします。春の到来と共にローマからお友達のフランコさん夫妻がパドヴァ郊外の温泉地アバノテルメへ遊びにやって来ました。今日はご夫妻を誘って、毎月最終日曜日に開催されるピアッツォーラ・スル・ブレンタPiazzola sul Brentaのアンティーク市に出かけてきました。

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ピアッツォーラはヴィチェンツァからもパドヴァからも車で約30分。ヴェネツィア貴族のコンタリーニ家がもともとは建築家アンドレア・パッラーディオに設計を依頼したらしい(確証はないようです)ヴィラをのちにバロック調に仕上げた館がそびえ、その館の前に広がる大きな広場や柱廊を中心に800以上の屋台が並ぶヨーロッパでも最大級の骨董市です。昨年12月に久しぶりにローマのポルタ・ポルテーゼの市場をのぞいてみましたが、移民の人達がほとんどでアンティークというよりはただのボロ市で買いたいものはまったくない悲しいものでした。ピアッツォーラのこの骨董市はガイドブックなどには全く載っていませんが、穴場中の穴場です。

私のアンティーク市への憧れの始まりはその昔、アンアンかノンノに出ていたパリの蚤の市のアンティーク・ドールの写真で、いつかアンティーク・ドールを買いたいなぁとずっと夢見てきましたが、お人形には以前の持ち主の魂がこもっているような気がして、どうしても買うことができません。
 。゚(゚´Д`゚)゚。 
そのお人形たち、ここにもいます。。。

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私が目をつけた後列のお人形たち、ドイツ製だそうですが、コンディションもよく、とてもきれいな顔をしています。右から380ユーロ、450ユーロと値段を聞く勇気までは出ましたが、やはり今回もお人形たちに後ろ髪をひかれる思いで立ち去りました。

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デザインが素敵なブリキの缶です。前回来た時は愛らしい猫の絵が入った缶を購入しました。

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こちらは昔懐かしブリキのおもちゃたち、今の子供たちは見向きもしないでしょうか?

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レザーの旅行鞄売り場ですが、後ろの木に寄り添っているマネキンに思わず目が。。。一体何なんでしょう?足に値札らしきものがついているので彼も売り物???

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ヴィラ・コンタリーニ前の広場に出ました。お天気がいいので、たくさんの人出が出ています。

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広場には家具が圧倒的に多いのですが、骨董美術品もたくさんあって、掘り出し物が見つかりそうです。

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ヴィラ・コンタリーニは現在、入場料7ユーロです。

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ヴィラの前の広場は夏になるとポップスやロックの野外コンサートが繰り広げられます。ここで演奏できるアーティストはエルトン・ジョンやサンタナ級の有名どころで、今年の夏はクランベリーズや2Cellosなどのコンサートが予定されています。

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イタリア語でカルチョ・バリラcalcio balillaと呼ばれるテーブルサッカーです。
ブリキでできていて、これもレトロ感覚どっぷり。

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イギリス人のおじさんがやっているシルバーの屋台、私のお気に入りです
奥にある銀食器はそれなりにいい値段がしますが、チベット製シルバー・チャームなら私の予算ばっちりです。1個1ユーロ、8個買うと5ユーロ。色々なデザインを宝探しするように、漁って見つけるのが楽しみです。

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その昔、衣類を入れていた長持ちというのでしょうか?
なんだか、海賊の宝物がザクザク入っていたような想像を膨らませます。

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時計を見ると12時をまわっていて、そろそろお腹が空いてきました。
広場を出てすぐのところにあるオステリアです。
グーグルの口コミも5点中4,4と高ポイントでした。

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パスタ9ユーロぐらいなら、妥当です。

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家庭料理、ヴェネト100%!!!と謳っています。

そして何より、

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ワンちゃん大歓迎!のポスターが入り口に。。。
フランコさん夫妻は愛犬オオカミちゃんを連れてきています。
もう、ここしかありません!

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私のアンティパストはイワシの南蛮漬けSarde in Saor、6ユーロ。4人ともそれぞれ違うものを頼みましたが、どれも◎でした。

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続いてプリモ、ホタテと白アスパラのフェットチーネ、9ユーロ。大変おいしゅうございました♫

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写真を撮る前に早くもパオパオのスプーンが入ってしまいましたが、デザートは座布団のような巨大ティラミス。二人でシェアでちょうどいい量でした。ワインは飲まなかったのですが、この後エスプレッソを頼んで、4人で86ユーロ。
口コミ通り、当たりのお店でした!

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腹ごしらえしたところで、またヴィラの前の広場に戻り、ぶらぶらと散策再開です。

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きっとビートルズのお人形なのでしょう。ジョン・レノンは似ていますね。

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1900年初めのアンティークの帽子とアクセサリー。自分には似合わなくても、素敵だな~と、思わずつられます。

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これがあれば、自宅でメガネの度数が測定できますね、笑。

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パオパオは日本の版画を売っているカーペット屋のおじさんの所で足を止めました。
クリスティーズで買い付けたアンティークだとかで、500ユーロと高値。
手も足も出ません。。。「開運!なんでも鑑定団」で鑑定してもらうとまた違った数字なのかもしれませんが。。。

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その昔、私が収集していたリストランティ・ディ・ボン・リコルドのお皿の一枚、懐かしい~。

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こちらは1990年のサッカー・ワールド・カップ、イタリア大会のマスコット・キャラクター。あれからもう27年ですか~?(汗)

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左から2番目の道具、これは何かな?とパオパオ。
お店の人がおっしゃるには、牛のおチンxxを取る時に使う道具なんだそうです。
思わず痛そうなしぐさをするパオパオ。

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版画、楽譜とバイオリン、そしてなぜか人体の内臓模型。。。
わけがわからない組み合わせ。

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尽きることなく見ていたかったのですが、なんだか空模様が怪しくなってきました。
昼過ぎから雨の予報が出ていましたっけ。
結局、今日はお買い物なしでしたが、楽しい余暇を過ごさせて頂きました。
ありがとう、ピアッツォーラ!
お人形たち、また来月会いましょう!






2014-04-01 13:33 | カテゴリ:un po` di tutto・あれこれ
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
facebook

長い冬眠生活が終わり、すっかりご無沙汰してしまったブログに戻ってきました。
怠慢な私めをどうぞお許し下さい。

さて、先日、フェイスブックに届いたお友達リクエスト。
11年前に私が初めて手がけた、記念すべきウェディングの時のOさんご夫妻からでした。
わ~、まだ私のことを覚えていてくれて、私を探し出して下さったんだ~、、、と感慨ひとしお。

フェイスブックのいい所はやはり、音信不通になってしまった友人知人と再会できることでしょうか?
20年前にみのむしが幼稚園に通っていた時のママ友も私を見つけ出してくれました!

ところが、、、。


決して、よいことばかりではないのがフェイスブックの怖さ。

以前、私とパオパオがカメラマンとして活躍した(?)パオパオの従弟のウェディングを覚えていらっしゃるでしょうか?
当時のブログはこちら→ http://vacanzaitaliana.blog95.fc2.com/blog-entry-21.html

彼らが結婚したのが5月半ば。
な、なんと、翌年1月始めには別居してしまったんです~~~。

そして別居のきっかけは、、、、、





フェイスブック  でした。


ある時、彼女が旦那さんをフェイスブックのお友達から外してしまったんです。
おや?なんか変だな?と思った彼は、友人を通して調べたところ、彼女に別に男性がいたことが発覚!
フェイスブック上での書き込みを旦那さんに見られないようにお友達からはずしたことがわかりました!
(別にお友達から外さなくても、色々隠せる方法があったと思うんですけど)

その後は親戚中で大騒ぎになり、、、
二人が住んでいた家は彼女が居座り、パオパオのいとこはなぜか毎月生活費を彼女に払わなければならない羽目に!

涙にくれるパオパオのおばさん。
「最初からすべて計画していたんだわ、あの性悪女!」
怒りはおさまらないようです。

こうなったのもすべての発端はフェイスブック。
イギリスでは3分の1ぐらいの確率でフェイスブックが別居離婚の原因になっていると以前ニュースで聞いたことがありました。

フェイスブックの為に人生が変わってしまう?
でも、、、
パオパオと考えたんですが、フェイスブックのおかげで人生を台無しにしなかった、とも言えると。

もしパオパオのいとこが何も気がつかず、あのままずっとだまされ続けていたとしたら、もっと人生遠回りしてたと思うんです。
そういう意味でやはりフェイスブックは功績と罪過が共存していると思います。

2013-09-13 12:12 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
サルデニアの旅も4日目、旅のハイライトです。

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(写真:「美と自然を尊重しながらサルデニアを愛そう」、君はここOrgosoloにいるよ、という地図)

今回の旅を計画した時に絶対に訪れてみたいと思ったのがオルゴーゾロOrgosoloというヌオーロNuoro県にある町。サルデニア=エメラルド海岸、といういわゆる観光路線からは大きく外れ、ヌオーロ県はサルデニアの内陸部に位置しています。険しい地形、よそ者を寄せ付けないミステリアスな気質、ある意味、最もサルデニア色の強い地域と言われています。

海の家からは160キロ、片道約3時間の距離ですが、夜明けと共に出かけてみました。

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オルゴーゾロの町に入る山道のカーブにある岩です。
サルデニアにはムラーレスMularesといって、町や村の壁に描かれたアートを見かけることがあります。
単なる落書きとは違って、ムラーレスは元々、政治を批判・風刺する用途がありました。
そのムラーレスが一番多く描かれた町がオルゴーゾロです。
「ムラーレスの町オルゴーゾロにようこそ」という看板みたいな岩でしょうか。

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到着後、ムラーレスを見る前に私達が向かった先は、村の郊外にある山の中のレストラン、スープラモンテSupramonte(http://www.supramonte.it/、宿泊施設もあります)です。このレストランでは「羊飼いと一緒にランチPranzo con i Pastori」という一風変わったランチを提供しています。最初はランチ(一人23ユーロ)だけを予約しようとサイトを見ていたのですが、「羊飼いの案内でスープラモンテ地方の自然をジープで探検しよう!」というツアーがあることを発見!でも当初、予約は私達2人だけ。2人だけの場合、一人あたりの参加費が110ユーロもするというのですっかりあきらめていたんですが、前日になって他に2人の参加希望者が名乗りを上げたという電話が!おかげで一人55ユーロ(ランチ込)になったので、めでたく参加することができました。朝9時にツアー開始とのことだったので、6時前には海の家を出発、山の中の住所にナビが迷いながらなんとか9時に現地入りしたものの、レストラン近くに滞在しているという他の参加者カップルの方は30分遅れ。さすがイタリアンタイムです)。

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ガイドのピエトロPietroさん、立派な羊飼いです。
羊飼いと言っても羊だけでなく、豚や馬や他の動物も飼いならしています。
このジープで山の中の道なき道を走るんですが、傾斜40度ぐらいの凸凹の滑りやすい砂利道、首をガクンガクンさせながら、遊園地のアトラクションに乗ったぐらい冷や汗をかくことになります。

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スープラモンテの険しい風景です。
貧しく、放牧以外にこれと言って産業のなかったサルデニアでは、「誘拐」をビジネスにしていた時代がありました。1983年には有名宝石商ブルガリのアンナ夫人と子息ジョルジョ君がサルデニアの誘拐団に拉致される事件が起こっています。誘拐犯が身代金の支払いを急がせるために、ジョルジョ君の耳を切り落として送りつけてきたという残虐な手段に世の中は震撼しました。(身代金が支払われた後、二人は無事解放され、その後、ジョルジョ君の耳はパリの腕のいいお医者さんによって再びくっつけてもらったと聞いたことがあります。)

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(写真:ANSAより)

地元の者にしかわからないような秘密の洞穴などに人質を隠していたそうで、車やヘリコプターでは絶対に足を踏み入れることができない土地・・・ジープを降りて汗をかきながら歩き実感しました。

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ジープのトレッキングは4時間で終了。
出発地点のレストランに戻ってみると、すでに大勢の人達がランチに集まっていました。
野外で豪快にバーベキュー、サルデニア名物ポルチェッドゥPorceddu、豚の丸焼きです。

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この日は大型観光バス5台、中型バス2台、その他個人の車数台が停まっており、軽く200人ぐらいはランチに来ていました。テーブルはありません。木のベンチに各々腰かけて、お兄さん達が料理を配るのを待ちます。

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料理はすべて自家製、サラミ、チーズ、パンにサルデニアのDOCワイン、テッラコッタの器に注がれるカンノナーウCannonauです。
ワインは飲み放題なので、タダ酒には歯止めのきかないイギリス人観光客なんかが大挙して来たらレストランはつぶれるんじゃないか?とパオパオ(同感)。

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親豚、子豚、一列に並べられた料理の目玉、豚の丸焼きです。
サルデニアは羊が多いので、この他に羊の丸焼きも出てきます。

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串から降ろされた豚は、包丁でバンバンとカットされていきます。
ハーブなど香辛料を一切使わないというので、ワイルドな味なのかとおっかなびっくり食べてみましたが、本当に柔らかくジューシーな天然の味、おいしいです。

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食事が一息すると、羊飼いの人達によるエンターテイメントの始まりです。
真ん中の青いシャツの人は歯が痛いわけでも、鶴田浩二(←若い方々には???でしょうか?古い奴ですみません)の真似をしているわけでもありません。独特な旋律で魅力的なサルデニア民謡を皆でハモっているんです。

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最初は音楽を聴いていただけのお客さんも、次第に輪になって踊り始めました。
たらふく食べたランチを消化するにはもってこいです。料理はすべておかわり自由なので、大食漢の人にとっては23ユーロは安いくらいです。

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ランチの後は村に下りて、ムラーレス散策です。

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一般住宅、バールやレストラン、お土産屋さん、ガレージ、階段・・・町の至る所にムラーレスがあふれかえっています。予想外の数の多さにパオパオと驚きました(二人とも100枚以上、写真を撮っています)。

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先ほどムラーレスが政治風刺の用途があると述べましたが、資本主義と書かれた蛇に人間が締めつけられている絵です。

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こちらも痛烈に政治批判しています。
イタリア銀行Banca d'Italiaと書かれたコウノトリが、Mezzogiorno(南イタリアの通称)という風呂敷包みを運んでいますが、その包みからはお札がばらまかれ、政治家のポケットにしまわれる構図。南イタリアは政治家がマフィアなどと癒着して公共事業など税金がすべてムダ金に終わることが多いのですが、北イタリアだって北部同盟Lega Nordが政治資金を着服したり、ヴェネツィアのモーゼ計画に関わっていた政治家・企業が資金を水増し申告して差額を山分けしていたスキャンダルが出たり・・・悲しいかな、イタリア全土共通の光景です。

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一見、愛らしいムラーレス。
でも黒いショール姿の女性、かくれんぼをしているような女性、黒いショールの女の子・・・。
どこかミステリアスです。

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私がお気に入りのショットです。
サルデニアではご主人が亡くなると、未亡人は一生黒い服で過ごす風習が今でも受け継がれています。
都市部ではなかなか目にしませんが、村落に来ると、未だに喪服の女性達がいます。
このご婦人が通りかかった壁は奇遇にも「女性達よ、団結して立ち上がろう!」というスローガンでした。

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右の男性は映画「イル・ポスティーノIl Postino」に主演した今は亡き俳優、マッシモ・トロイージMassimo Troisiの似顔絵だとすぐわかります。詩の内容は:

人は魚と鳥になりたがる
蛇は羽を持ちたいと望む
犬は戸惑ったライオン
エンジニアは詩人になりたい
ハエはツバメを学び
詩人はハエを真似しようとする
でも猫は猫でありたいのだ

結局、自分らしさが一番ってことでしょうか?

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不思議な国に迷い込んだような壁画の町、オルゴーゾロ。
ムラーレスにご興味のある方は、サルデニア全土に広がるムラーレスを掲載した下記のリンクをのぞいてみて下さいね。

http://www.muralesinsardegna.net/
2013-09-10 11:34 | カテゴリ:cucina・クッキング
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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夏でなくても一年中ジェラートがおいしいイタリア。
私の定番はヘーゼルナッツNocciola味、パオパオはメレンゲ、チョコミント、それからフルーツ系のシャーベットが大好き。
近くにおいしいジェラート屋さんがあるのでよく持ち帰り用を買ってきて冷凍庫に入れているのですが、食いしん坊のパオパオにかかってはあっという間に空っぽに・・・。0,5リットル入りの容器が8ユーロ、もっとチビチビと食べてもらいたいのが本音。

この夏、日本でとってもおいしいアールグレー味のジェラートを食べたのですが、イタリアではまずお目にかからないテースト。それもそのはず、カフェ命のこの国では紅茶文化は存在しないといっていいほどで、バールなどで紅茶を頼むと、「勝手に自分で入れて下さい」と言わんばかり、空のティーカップにティーバッグとお湯の入ったポットが出てくるだけなんです。

ゆえに紅茶味のジェラートなんて食べることはできないわけで、なければしかたない、自分で作ることにしました。

色々なレシピーがあると思いますが、今回使った材料は:

牛乳 0,5リットル
生クリーム 0,25リットル
砂糖 150~180g
卵黄 4つ
アールグレーのティーバッグ 4袋
(バニラビーンズ 1本、なくても可)


作り方です:
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①鍋で牛乳と半分の量の砂糖を温め、火を止めて、ティーバッグとバニラビーンズを10分以上浸しておきます。


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②卵黄に残りの砂糖を加え、かき混ぜます。

③ティーバッグとバニラビーンズを取り出した①の鍋に②を木べらでかき混ぜながら少しずつ加えます。その後、少しとろみがつくまで弱火で煮つめます(決して沸騰させず、卵が固まらないように木べらでかき回し続けます)。


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④ボールに③を濾して、生クリームを加え、冷蔵庫で冷やし、アイスクリームマシーン(写真)に入れて30分・・・。


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完成品です。
アールグレーの爽やかな香りととろけるような滑らかさです。
お毒味してくれたパオパオも「これなら、いつか僕の会社が倒産したらジェラート屋が開けるな」と言ってくれました。(おや? 会社が倒産したらトラック運転手として再就職するんじゃなかったの?)
自家製ジェラート、少し手間がかかってもマジにおいしいので、これにはまると、もうよそでは買えないほどです。

上のレシピーからティーバッグを除けば基本のバニラアイスができます。
紅茶の代わりにグラッパなどを入れても大人の味になっておいしいです。
今回使ったティーバッグはイギリス仕様なので少し量が多く濃い目、日本やイタリアのティーバッグであれば6袋ぐらいあった方がいいかもしれません。
みなさんも是非お試しを!