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2017-04-23 13:09 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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自分が14年住んだローマへ「観光に出かける」というのは、やっぱり不思議な感覚です。

先週のイースター休暇を利用して、パオパオ、そしてパオパオの両親を連れてローマへ3泊4日の旅に出かけてきました。
パオパオはこれまで仕事が忙しいという理由で両親と旅行をしたことがありません。
最後の家族旅行はパオパオがまだ高校生だった頃、夏休みに海辺の町に行った時にさかのぼるそうです。

私の両親は他界してしまいましたが、、パオパオの両親はまだ元気です。
でも親というのは残念なことにいつまでも元気ではないのです。
まだ元気に歩けるうちに、少しでも親孝行をしてほしい、思い出づくりをしてほしい、そうでないといつか愛する人達がいなくなってからでは本当に遅い、、、ローマ旅行、そういう思いを込めてパオパオの背中を押しました。

今回の旅は車での移動です。電車のタリフも調べてみましたが、4人となるとやはり車の方が割安になりました。
ヴェネトを朝6時半出発、途中サービスエリアで休憩して、12時半には順調にホテルに到着。
車をホテルの駐車場に置いて、ホテルから徒歩5分の最寄り駅マルコーニMarconiからカヴールCavourまで10分ちょっと地下鉄で移動。
ランチは日本でも近年すっかり有名店になったオステリア・ラ・カルボナーラOsteria La Carbonara(www.http://lacaarbonara.it)を予約済みです。

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ここでいつも頼むアンティパスト、カルチョーフィ・アラ・ジュディアcarciiofi alla giudia(カルチョーフィのフライ)です。
でも、気のせいか、いつもよりはなんだか感動に欠ける。。。もっとおいしかったような気が。w(゚o゚)w
本来、外側の部分も食べてしまうんですが、たぶん揚げ過ぎで、今日はお残ししてしまいました。

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気を取り直して、パスタ。私とパオパオは定番カルボナーラ、お母さん達はアマトリチャーナを注文。
、、、と、ここでもレベルの低下に気づいてしまいました。カルボナーラ、全然アルデンテでない、、、これはちょっとショックでした。
こちらのオステリア、昔はもっとおいしかったんですが、ガイドブックに載っちゃったから手抜きになってしまったんでしょうか?
とっても残念です~~~ (T_T)

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テーブルマットは各国語で「ありがとう」と書かれていますが、、、
日本語のありがとうは見つからず、「感謝」という言葉となぜか「ございましたGozaimashita」???

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昼食後のプログラムはカロリー消化の為の散歩です。
ナツィオナーレ通りを渡って、クイリナーレの丘からトレビの泉まで下りてきました。
たまに真っ裸で泉に飛び込む外国人観光客が出没しますが(450ユーロの罰金だそうです)、この日はいませんでした。
パオパオの両親はコインを投げて、ローマ再訪を泉にお願いしていました。
最後にローマに来たのは50年前だそうで、「次に来るのは50年先よ}と笑っていました。

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その後、パンテオンへ向かう道、途中にローマショップの前を通過。
私一人だったら中に入って、チームのシャツとかマスコット人形とかガンガン買い物してしまうところですが、今日は素通りです。

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パンテオン前は入場を待つ長い列ができていました。
よって入場はせず、スルー。
歩き続けます。
まだ4月の半ばだというのに、日焼けしそうな暑さです。

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ナヴォナ広場、いつも大道芸人の人達でいっぱいです。

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お天気がよいので、大胆にお昼寝している人もいます。 子守りに疲れたお父さんでしょうか?

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たくさんの絵描きさんがいる中、この方は実物より美しく描くテクニックをお持ちのようでひときわ人だかりができていました。☆

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みのむしが幼虫だった頃、よくこの広場に連れてきて、時間が経つのを忘れて手品師のおじさんを見ていたものです。
あの頃にもう戻ることができない切なさを感じます。。。

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カンポ・ディ・フィオーリ、移民の多いご時世を反映して、お花屋さんの屋台の人もインド系の人です。

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壁に「Ultras Roma(サッカー・ローマチームの筋金入りファン)」の落書きを見つけると思わず微笑みが出ます。

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歩き疲れたので、ディナーはホテルすぐ裏のLo Convento(http://ristoranteloconvento.com)という名前のレストラン・ピッツェリアへ(なぜ定冠詞が”Il”ではなく、”Lo”なのか?)。
食べに来ているお客さんは皆地元ローマの人ばかり、レストランの位置がホテルからは死角になっているうえ、決して一人では歩きたくない暗い細い夜道とトンネルを抜けてこなければならないので、ホテルの宿泊客にはこのレストランがあることすら気づかれないようです。コンヴェント=修道院という名前にちなんで、このレストランのスタッフはほぼ全員がカップチーノ派の修道僧服を着ています。でも本物の修道僧はタトゥーはしていないでしょうね。。。

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会計のフランチェスコ修道僧はなかなかのイケメンです。

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電話ボックスもよく見ると、懺悔ボックスを再利用しています!
ついでに、グレゴリオ聖歌をBGMに流していればよかったのに、と思いました。

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お昼はパスタだったので、夜はピツァにしました。
私が頼んだのはカラブリア風ピツァ、ndujaンドゥイアという唐辛子とサラミのペーストが散りばめられていてとってもスパイシー。
ローマのピツァは大きく見えても紙のように薄く、食後、胃にもたれるということがなくてありがたいっ!

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私達の宿泊ホテルは限りなく3つ星に近い4つ星ホテル、ホテル・アレア Hotel Area(http://hotelarearoma.it)です。
広いお庭に囲まれていて朝は小鳥の鳴き声で目が覚めるリラックス感がありますが、すぐ横に幼稚園から高校までのミッション系スクールがあり、学校がある日の朝はもっとうるさいのかもしれません。
何と言っても駐車場がタダで、室料も安く(イースターのハイシーズンでもツインが70ユーロぐらい)、地下鉄の駅に近いのでこちらを選択したのですが、シャワーボックスがとっても小さくて、ちょっぴり太めのパオパオのお母さんはシャワーの中に入ることができず(!)、もっと広いシャワーボックスがあるお部屋に変えて頂きました。(゚△゚;ノ)ノ

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朝食は卵料理やソーセージなどもありましたが、それらに手を出すのは外国人だけです。
イタリア人の朝食はクロアッサンやタルトなど”甘い味”とカフェが基本で、塩味のお皿はまず食べません。

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2日目朝、ホテル近くの停留所まで歩き、公共バスでサンタンジェロ城に着きました。

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テベレ川の風景、癒されます~。時を忘れてずっと見つめていたくなります。

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バチカン前はイースター時期のテロを警戒して、厳重体制です。
実は私たちは「列に並ばずサンピエトロ大聖堂へ入場、ガイド付きツアー」という切符をネットで事前購入し、万全を期していたのですが。。。
そこはさすが、イタリア
結局、1時間以上並ばされ、ようやく入場してみると、ガイドはもう遅いから手配不可、オーディオガイドなら無料、という恐ろしい内容。。。アメリカ人のおじさんが「俺の金返せ~!!! I WANT MY MONEY BACK!!!」と大絶叫していました。
私たちは返金手続きを申し込んだところで、イタリアのこと、お金を返してもらえる保証もないと判断し、しぶしぶオーディオガイドを聞きながらそそくさと見学して外に出ました。手配先はTripadvisor経由で予約したViatorという会社なのですが、他の人達に私たちの不幸が繰り返されないことを祈るのみです。(*`へ´*)

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バチカン付近はツーリストメニューなどを出しているしょぼいレストランが多く、このホリデーシーズンの観光客数ではランチも予約しておいた方がよいと思い、バチカン広場から徒歩5分ぐらいの所にあるダ・ロモロ・アッラ・モーレ・アドリアーナDa Romolo alla Mole Adriana(http://daromoloallamoleadriana.it)を押さえていました。私のパスタは今日のお薦め、アサリとイカのショートパスタです。ソースは薄味でパスタももちもちしていて絶品!

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せっかくのローマなので、私の大好きなプンタレッレPuntarelleも注文しました。

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こちらのレストランにはこれまで来たことがなかったのですが、大当たりでした。
2年前ぐらいに開店したらしいですが、値段も安く、お料理も美味しく、天井の高い空間からボルゴ・ピオBorgo Pioのレンガの壁が見えて素敵な雰囲気です。

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午後は春爛漫のスペイン階段に周ってみました。
その時点でパオパオのお母さんが歩き疲れてきたので、ポポロ広場から地下鉄でホテルに戻りました。

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今日のディナーもしつこく修道院です、笑。
パオパオの両親は歩き過ぎで足が痛くなり、ホテルの部屋から一歩も外に出ず、私とパオパオだけで出かけました。
今日は自家製パスタなのでしょうか、長さ10㎝ぐらいの巨大なリコッタチーズのラビオリ!
シンプルなバジリコ・トマトソースはいつ食べても飽きることがありません。
パオパオの注文したアバッキオ・ア・スコッタディートabbacchio a scottadito(ローマ風羊のグリル焼)は絶品だったそうです。

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3日目はコロッセオの日です。
こちらもテロ警戒の為のメタル感知器を通過しなければ入場できません。

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さて、前日のバチカンツアーでひどい目に遭ったので、今日のコロッセオツアーは早めに到着。
10:20からイタリア語のガイドさんと一緒に一般入場者は入ることができない地下の部分と一番高い第三レベルを見学するツアーです。30分も早くミーティングポイントに着いて待機、今日は楽勝と思っていたら、、、
ここでも予期せぬ恐ろしい事態が。。。
ツアー出発3分前になって、パオパオのお父さんがいきなりおトイレに行きたいと言い出したのです~~~(大汗)。
どうしよう?と悩みましたが、義父にお漏らしをさせるようなことはやはりできません。
、、、ということで、お父さんがトイレに行っている間に、私達4人はしっかりツアーに置いてけぼりになってしまいました。。゚(゚´Д`゚)゚。

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トイレから戻ってきたお父さんと怒り狂うパオパオをなだめながら、とりあえずコロッセオ内部に入り、私たちのツアーを探しましたが、、、
広大なコロッセオ、何百人もの観光客、、、一体どこにいるのか、さっぱりわかりません。。。
守衛さんに相談してみると、第三レベルに上がる門の前で待っていればきっと合流できるというアドバイス。
そして待つこと1時間。。。
やかんを頭に置けばお湯が沸くくらいにカッカしていたパオパオが、もう帰ろう!と叫び始めました。

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そこに現れたのは、私たちのツアーのガイドさん!
なんとか30分ぐらいは一緒に説明を聞くことができそうです。ほっ。。。

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地下を見ることはできませんでしたが、なんとか第三レベルまで登ることができました。\(^o^)/

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豆粒みたいな人々の姿が見える場所が第三レベルです。
剣闘士の説明とかとても興味深い話ばかりだったので、ツアーのほとんどをミスしてしまったのは本当に残念でした。
歴史や考古学が大好きなパオパオ、いつの日かこのツアーにまた申し込もうと燃えていましたが、、、

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一昨日~昨日の疲労が抜けないパオパオのお母さん、この後、フォロロマーノの見学も予定していたのですが、ついに歩けなくなって座り込んでしまいました。そこで予約していたレストランにさっさと直行。今日のランチはフォロロマーノから歩いて1分の広場にあるマラクーヤMaracuja(https://www.facebook.com/osteriamaracuja/)です。今日はイースターなので、ゆで卵を飾った前菜とスプマンテをサービスしてくれました♫

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こちらのお店はロブスターのパスタとか魚介が得意だと把握していましたが、今日はイースターの為、通常メニューがなく、お肉とお魚の二つのセットメニューしかないそうで、こちらはお肉のメニューです。

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お魚のメニューがこちら。
一品一品、足し算していくとセットメニューはお値打ち感はありますが、とてもこの量を食べられるとは思われません!

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メニューから1品選ぶこともできるというので、私はタコとソラマメとペコリーノチーズの前菜だけにしました。ボリュームがすごかったので、これ1品でお腹が一杯になりました。私以外の三人はラザーニェ・アル・ラグー・ビアンコ・エ・カルチョーフィLasagne al ragu` bianco e carciofi(仔牛のミートソースとカルチョーフィのラザーニャ)を頼みましたが、優しいお味でとても美味しかったそうです。

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昼食後、ホテル直行、午後はシエスタです。
昨日のディナーを食べなかったパオパオの両親もローマ最後の夜はちゃんとディナーに行きたいと燃えています。
ゆっくり休んだところで、夜のトラステヴェレに繰り出しました。
予約したレストランはダ・メオ・パタッカDa Meo Patacca(http://ristorantedameopatacca.it)です。
こちらのレストランの売りは雰囲気、明るく陽気なミュージシャンが歌を歌いながら各テーブルを周ってくれます。
自分ではまず来ないタイプのレストランなのですが、パオパオのお母さんは鼻歌をいつも歌っている人なので、こういう雰囲気はきっと気に入ってくれるだろうと予想していました。
さすがに南国ローマ、4月の半ばでも日中は半そででちょうど良く、夜でも心地よい暖かさが残る気候、私たちが案内されたテーブルは屋外のテラス席でした。レストラン内部はフォークロア調で独特の雰囲気があり、もしそちらになっていたとしても決して悪くはありませんでしたが、今夜はテラスで正解でした。

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もうさすがにパスタはパスして、セコンドだけを頼みました。
チキンのトマトソース煮込み+ポテトのオーブン焼きです。

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デザートはティラミスをパオパオをシェアしました。
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予想通り、音楽と陽気な雰囲気で、盛り上がりまくった夜になりました。
私がリクエストしたInno della Roma(ローマの応援歌)と、歌手アントネッロ・ヴェンディッティAntonello Vendittiのローマ・カポッチャRoma Capocciaも歌ってもらって感動~~~でした☆ ちなみにアントネッロ・ヴェンディッティさんはこのレストランの真向いの建物に住んでいるそうなので、自分の歌が歌われているのが聞こえたでしょうか?

楽団の人達と記念写真を撮って、パオパオの一家ご満悦です☆
色々なハプニングが起こりましたが、皆とても楽しんでくれたようです。
何年かしてこの日のことを思い出す時が来るのでしょう。。。
人はあの世にお金も家も車も持って行くことはできませんが、思い出だけは持って行くことができます。
残される人にも思い出を残していくことができます。
パオパオが少しこれから親孝行を続けてくれることを望みつつ。。。
ローマの休日終了!
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2013-05-19 16:40 | カテゴリ:calcio・サッカー
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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パオパオが先週プレゼントしてくれた猫のぬいぐるみ(10ユーロ)。地元サッカーチーム、ヴィチェンツァVicenzaのマスコット人形、ガットン・ガットンGatton Gatton(本当はGatton Gattoneなのだがみんな最後の母音eを発音しないで呼んでいる)という名前だ。猫特有のちょっとだけ意地悪そうな表情がよく伝わっていて、サッカーチームのマスコットの中でもなかなかよくできているキャラクターだと思う(写真では見えないがしっぽもある)。

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ガットン・ガットンはこういう風に試合が始まる前や休憩中にグラウンドに出てきて、ファンの士気をあおる。


ちなみに私の応援するローマは、、、


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マスコットはオオカミ人形。名前はロモロRomolo、ローマ建国神話に出てくる狼に育てられたという双子の兄ロムルス。

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背番号はローマ建国にちなんで(紀元前)753である。



さて、昨日セリエBの今シーズン最期の試合が終わった。
セリエBは上位3チームが翌シーズンセリエAへ昇格し、下位4チームがセリエCに降格するが、下位に関してはプレイアウトPlay Outといってもし下から4番目のチームが5番目のチームと5ポイント以内の差である場合、この二チームをホーム&アウェイで戦わせて勝ったチーム(引き分けの場合は得点の多い方)がセリエBに残る方式をとっている。

パオパオの応援する地元チームは昨日の時点で下から4番目。5番目との差はもし勝てば5ポイント以内になるので、プレイアウトに進める可能性があった。悲願の勝利を祈りながらスタジアムに出かけたパオパオ。
お留守番の私も猫人形と一緒にテレビを観戦していたのだが・・・


0-0。
勝てなかった。よってプレイアウトをするチャンスもなく、セリエCへと落ちることが決まった。
セリエCに落ちるのは20年ぶりだそうで、そのショックは大きい。
Cに落ちることで経営財政難になり、つぶれてしまうチームも多いと聞く。
過去にはロベルト・バッジョRoberto Baggioが活躍した地元チームの運命はどうなるんだろう?
猫人形も泣いている・・・。
2011-07-21 01:22 | カテゴリ:calcio・サッカー
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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カルチョの国イタリアに住むことになったのはサッカー好きとして悪くなかったのかもしれない。サッカーにハマったきっかけは1978年のアルゼンチンが優勝したワールドカップだった。その時のアルゼンチン・チームのキャプテン、マリオ・ケンペスはそれはそれは素敵な選手だった。79年にトヨタカップで来日した時、品川のパシフィックまでサインをもらいに行ったくらい熱狂していた。

当時、日本ではサッカー好きな人は稀で東京12チャンネルで三菱ダイアモンドサッカーという60分番組(サッカーの試合は90分なのに60分番組というのも凄い)で、世界各国のダイジェスト版を放映していたぐらいで、日本では超マイナーなスポーツだった。今のJリーグ、なでしこ・ブームがやってくるとは想像できなかった時代である。

前置きが長くなったが、私のサポートチーム、ASローマは毎年北イタリアまで夏の強化合宿にやって来る。
我が家から片道300キロの距離、車を飛ばして、トレンティーノ・アルト・アディジェ州ブルーニコBrunicoという町までローマの合宿の見学に出かけてきた。パオパオはローマファンではないので私の一人旅だ。私のローマ病のことはあきらめてくれている。

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初めて訪れるブルーニコ。
ここはイタリア?と思うぐらい、町はゲルマンの雰囲気が漂う。
オーストリアとの国境は目と鼻の先だ。
アルト・アディジェ地方の母国語はドイツ語だ。人の様子も金髪に青い目というゲルマン風が主流でぱっと見はイタリア人というより完璧にドイツ人風の人が多い。皆バイリンガルでイタリア語も通じるのだが、やはりRの発音にくせがあるドイツ語なまりのアクセントだ。

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町の風情。

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川の流れる景色。やっぱり外国に来たような気が・・・。

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メルヘンチックな可愛らしい町。

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地元の民族衣装で散歩している人達を見ると、ここはチロルなんだと実感。

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あちこちに花が咲き乱れ、とってもお上品な雰囲気。
こんなところにあまりお上品とは言えないローマのファンが大挙してやって来ても大丈夫なのか、ちょっと心配。

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町を闊歩するロマニスタ一家(左下)。ベビーカーの子供の果てまでしっかりジャッロ・ロッソ一色・・・と言いたいところだが、旦那の来ている服、もしかしてラツィオファンなのか? もしそうなら家庭不和にならないのか?

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キャンプ地の周辺はこんなのんびりした風景。

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こういう看板、日本の遊園地にありそう。

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選手を一目見ようとやってきた大勢のファン。そのほとんどはローマから夏のバカンスを兼ねてやって来ていて、地元の観光収入にかなり貢献しているはず。3人ほど日本人らしき人の姿も見かけた!

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練習中のトッティとデ・ロッシ、奥にはグラサンのルイス・エンリケ監督。なんだかみんな楽しそう。
練習時間は朝10:00~12:30、午後16:30~19:00。

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予想していなかったのが移籍が噂されていたヴーチニッチの姿・・・。

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そして同じくローマを飛び出そうなメネズまで!

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人の何倍も熱心にトレーニングしていたのがタッデイ。練習が終わっても一人黙々とトラックを走る姿にファンから大きな拍手。

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晩はファンの集い。スペイン人新監督のルイス・エンリケ。とても親しみやすい人という印象。これからバルサ的なカルチョがローマに導入されるのか乞うご期待!

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同じくスペイン人、ニューフェースのホセ・アンヘル・バルデスは今年22歳・・・といってもあどけなくって、なんだか中学生ぐらいにしか見えない。こういう感じの子、よくファンにいるタイプ。

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表彰を受けるカピタン・トッティ。

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最後はトッティ、デ・ロッシ、ボリエッロのシャツをチャリティー寄付の為、セリにかける一幕。
それぞれ500~1000ユーロぐらいで落とされていましたが、デ・ロッシのシャツは監督のルイス・エンリケ自身が1000ユーロ出してゲットした後、舞台からシャツを投げて最前列にいた身体障害者の方にプレゼント。口の悪いトッティが移籍の話がよく出るデ・ロッシをからかって「みんな買った方がいいぞ。これがデ・ロッシのローマでの最後のシャツだからな。」とコメントすると会場は大爆笑。

写真ではわかりませんが、降り続く雨に打たれながらのこの集い。老体にはちょっと響きましたが、グラツィエ・ローマ!
2011-02-20 21:23 | カテゴリ:calcio・サッカー
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
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さて、お芝居の次はサッカー・スタジアムへ!地下鉄フラミニオ駅で降りて、路面電車に乗り終点で降りると、目の前がスタディオ・オリンピコStadio Olimpicoです。1月6日のカターニャ戦も観に来たので、今年ローマの試合を観るのは2度目です。

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チャンピオンズ・リーグの準々決勝という大切なホーム試合、クルヴァCurvaと呼ばれる熱狂的なサポーターが陣取るコーナーにはローマのチームカラー、赤と黄色を入れた三色旗、美しいシーンです!チームへの愛を感じます~。

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いつもは一番安いクルヴァに私も陣取りますが、今夜は一人なので奮発してトリブーナTribunaの席にしました。一応私も女性なので(?)、女性割引で正規料金の約半額です。こんなによく見える席に来たのは初めてです!すごい!まわりには日本の人がたくさんいます!

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始まりの合図、ローマの応援歌をサポーターが合唱します。

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選手一人一人の紹介をスクリーンで映します。

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今日の相手チームはシャフタール・ドネツクShakhtar Donetskというウクライナのチームです。相手チームの各選手と試合前の握手を交わします。

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試合前の記念撮影も終わり、さてキックオフです!

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みんな頑張っています。なかなか調子いい出だしです。

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やった!先制点が入りました!

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・・・と喜びもつかの間、1分後にはすぐ同点に追いつかれ・・・

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・・・わけのわからないうちに、相手のリードは2点差にひらいてしまいました。場内はものすごいブーイングです。私の隣に座っていた4人のシャフタールのサポーターはローマのサポーター達に胸倉をつかまれ喧嘩になっています。あ、警察が集団で止めに入りました・・・そしてシャフタールの人達はどこかに連れて行かれてしまいました。

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チーム最多ゴールを出しているボリエッロ(手前)がなぜか今日は補欠です。交代に備えて準備体操をしています。

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時間はどんどん過ぎていくばかり、ちっとも追いつけません。

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結局、2-3で負けてしまいました。雑魚いチームと思われていたシャフタールにホームで敗退とは・・・。ファンの怒りはおさまりません・・・。

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選手全員、しょんぼりした足取りです。クルヴァのファンにあいさつにかけよると非難轟々、まずい空気が流れていました。

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肩を落としながら家路に帰ります。アリヴェデルチ、オリンピコ・・・。

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記念のスカーフを10ユーロで購入しました。3月8日ウクライナでリターン・マッチがあり、それで準決勝にすすめるかが決まります。2-0で勝てばまだローマにもチャンスがあります(かなり楽観的)。

ところが、今日(2月20日)のセリエAのジェノヴァ戦、最初3-0で勝っていたにもかかわらず、3-4でまたまた負けてしまったんです~。もう泥沼です。連敗から抜け出せません~。監督をクビにしろという声はもちろん、ファンは試合を観に行くのをボイコットする動きをフェイスブックで呼びかけているようです。
でもでもいくら負け続けても、私はいつまでも応援しますよ~。がんばれ、Lupetti!!!

ではまた、あ・ぷれすと!









2011-02-18 15:46 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
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ボンジョルノ!
ローマから戻ってきました。前の記事に書いたとおり、今回の目的はもともと「ロミオとジュリエット(ロメオ・エ・ジュリエッタ)」のお芝居を観に行くことでした。しっかし、同日ちょうど私のサポート・チーム、ASローマの試合がスタジオ・オリンピコであることに気づき、お芝居は17:00から、試合は20:45から・・・う~ん、頑張ればなんとか掛け持ちできるかも?・・・今まで数々ローマの試合は観に行っていますがいつもセリエAの試合ばかりで、チャンピオンズ・リーグの試合には行ったことがありません。観たい!ローマも観たい!アドレナリンが放出してきて、結局、一か八か、試合の切符も買ってしまいました。

さて、まずはテアトロ!待ち合わせをした友人と一緒にナツィオナーレ通りにあるテアトロ・エリゼオへ向かいました。今日の出し物「ロメオ・エ・ジュリエッタ」のポスター、なかなか素敵なデザインです。
劇場の前はというと・・・

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開演15分前、既に人でごった返していました。リッカルド・スカマルチョが主演ということで、やはり若い女の子の姿が目につきます。スカマルチョは以前女子高生のアイドル的な存在でしたが、13歳年上の女優ヴァレリア・ゴリーノと婚約し多くの女性ファンを落胆させてからは、着実に演技派俳優の道を歩んでいます。今日の観客は8割以上が女性、年齢層もかなり若そうだな~と思いながら、席につきました。・・・が、私の席(前から2列目)の周りは皆、平均年齢70歳はいくだろうという高齢のご婦人ばかり!どうやら前の方に座っているこれらの方々はアッボナーティAbbonatiと呼ばれるシーズンの定期券を持っている、まさにこの人たちのお陰で劇場が成り立っているようなお客様のようです。

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劇が始まる前にスケジュールを確認すると、なんと休憩時間をはさんで3時間半!の公演予定。ということは終了20:30以降・・・それじゃあローマの試合にはとても間に合わない、どうしよう~・・・ぎりぎりまで劇を観て途中で席を立つのはヒンシュクを買いそうですし、友人も家族の具合が悪くなり早めに帰宅しなければならず、残念ながら休憩時間に劇場を出ることにしました。

劇はほぼ定刻に始まりました。モダンな演出をするだろうというのは既に予想していました。中世のロメオとジュリエッタではなく、まさに現代劇です。衣装はどうみても普段着だし、舞踏会のシーンなどは悪趣味なディスコのようだし・・・でも一番驚いたのが脚本でした。現代の若者がバールなどで日常的に使うお下品な言葉そのものを台詞に使っていて、「えっ?」というぐらい恥ずかしい言葉がバンバン聞こえる度に、前列のおばあちゃん軍団は凍りついていました。

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ロレンツォ神父は下にアイアンメイデンのTシャツを着ています!

舞台を撮影することは固く禁じられていたので外に貼ってあったポスターの写真を取りましたが、ジュリエッタがスカートをまくりあげて下半身を見せるシーンなどがあり、演出家の大胆さに驚きました(汗)。もっと驚いたのはジュリエッタの“棒読み”演技で、芝居にはど素人の私と友人でさえ聞いていて危なっかしいというのが判るほどでした。スカマルチョの方は名探偵コナン君みたいな大きな黒ぶちの眼鏡をかけていて彼らしくない容姿。今回、思ったことは彼はルックスではなく、感情表現こもったよく響き渡る声に魅力がある俳優さんだということ。

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予定通り、休憩時間に劇場を後にしましたが、記念に音楽CDと出演者のサインが入ったポスターを購入しました。バレンタイン・デーに始まったこのお芝居、3月13日まで上演です。
<テアトロ・エリゼオのホームページ:www.teatroeliseo.it>

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では次回はこの日の夜に観たASローマの試合レポートです!(残念ながら負けました
あ・ぷれすと!


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