2011-03-17 00:34 | カテゴリ:Italia イタリア
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
abilmente1

上の写真はイタリア統一150周年を記念して作られたです。

そう、今日3月17日はイタリアの150回目のお誕生日なんです!

150年?
え?
イタリアってもっと古そうだけど・・・?
「(統一の歴史が古い)他の国々に比べたら150歳なんて未成年みたいなもの」と・・・未成年の少女を売春婦として買ったこの国のエロい首相をコケにしたジョークも存在します。

そうですよね~、ローマ帝国にルネッサンス、暗記しましたねェ~
でも私が授業中に居眠りしていたのか?
世界史の先生がまびき授業をしていたのか?
ルネッサンスの後はいきなりムッソリーニのファシスト台頭のへんまでぶっ飛んだような・・・

そう、イタリアが今のイタリアになる前、つまり150年前にイタリア王国(さらに第二次世界大戦後半、イタリア共和国に変更)として宣言されるまでのイタリアはまさにパッチワークのようだったんです。

例えば、私が住んでいるヴェネト州。
1100年間続いたヴェネツィア共和国は1797年にナポレオン率いるフランスに占領され、その輝かしい歴史を閉じてしまいます。その後すぐにナポレオンによってオーストリアにたたき売られ、約70年間オーストリアだったという暗~い過去があります。

ヴェネトの中にはいまだにナポレオンに恨みを抱いている人や、
「もう一度、ヴェネツィア共和国に戻ろう!」
と考えている人までいるそうです。

イタリア語で「女性上位またはかかあ天下」のことを E`la Francia che comanda(フランスが指揮を執る)と言う表現がありますが、フランスにムカついていた当時の心境から出たフレーズだと思います。

ちなみにヴェネトがイタリア王国に併合されたのは他の地方より遅れて5年後の1866年。
日本ではその翌年、大政奉還。1868年から明治時代になっています。

ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ナポリ、シチリア・・・もともと文化も歴史も異なる国々が互いに個性を競い合って共存していた土地、それがイタリア。
イタリア人ひとりひとりがもっのすごぉ~く個性が強いのも、う~ん・・・納得。

フランスとオーストリアの占領によって、ようやくイタリア人に愛国心が芽生え、祖国統一を夢見て多くの義勇兵が戦い散っていきました。イタリア国歌はそんな当時の兵士の一人だったゴッフレード・マメーリGoffredo Mameliによって作詞されたので、かなり右派的な内容です。

イタリア国歌:「イタリアの兄弟(同胞)Fratelli d'Italia」

Fratelli d'Italia l'Italia s'e' desta,
Dell'elmo di Scipio, s'e' cinta la testa.
Dov'e la Vittoria?
Le porga la chioma
Che' schiava di Roma
Iddio la creo
Stringiamci a coorte,
Siam pronti alla morte,
Siam pronti alla morte
l'Italia chiamo Si!

イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜(かぶと)を頭に戴き
勝利は何処にあらん
主が創りたもうたローマの僕(しもべ)
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる、そうだ!
<訳:世界の国歌より抜粋>

イタリア人が一つにまとまるのはサッカーの国際試合の時だけと言われますが、さすがに今日はお誕生日。自分がイタリア人であることに誇りを持つ日のようです。

アウグーリAuguri(おめでとう)、イタリア

では国歌斉唱♪
アッズーリ・バージョンでお送りします。

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