2017-03-27 01:16 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ブログをさぼって早3年、日めくりカレンダーがパラパラと風に飛ばされていくサブリミナル映像でも見ているような感覚がします。春の到来と共にローマからお友達のフランコさん夫妻がパドヴァ郊外の温泉地アバノテルメへ遊びにやって来ました。今日はご夫妻を誘って、毎月最終日曜日に開催されるピアッツォーラ・スル・ブレンタPiazzola sul Brentaのアンティーク市に出かけてきました。

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ピアッツォーラはヴィチェンツァからもパドヴァからも車で約30分。ヴェネツィア貴族のコンタリーニ家がもともとは建築家アンドレア・パッラーディオに設計を依頼したらしい(確証はないようです)ヴィラをのちにバロック調に仕上げた館がそびえ、その館の前に広がる大きな広場や柱廊を中心に800以上の屋台が並ぶヨーロッパでも最大級の骨董市です。昨年12月に久しぶりにローマのポルタ・ポルテーゼの市場をのぞいてみましたが、移民の人達がほとんどでアンティークというよりはただのボロ市で買いたいものはまったくない悲しいものでした。ピアッツォーラのこの骨董市はガイドブックなどには全く載っていませんが、穴場中の穴場です。

私のアンティーク市への憧れの始まりはその昔、アンアンかノンノに出ていたパリの蚤の市のアンティーク・ドールの写真で、いつかアンティーク・ドールを買いたいなぁとずっと夢見てきましたが、お人形には以前の持ち主の魂がこもっているような気がして、どうしても買うことができません。
 。゚(゚´Д`゚)゚。 
そのお人形たち、ここにもいます。。。

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私が目をつけた後列のお人形たち、ドイツ製だそうですが、コンディションもよく、とてもきれいな顔をしています。右から380ユーロ、450ユーロと値段を聞く勇気までは出ましたが、やはり今回もお人形たちに後ろ髪をひかれる思いで立ち去りました。

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デザインが素敵なブリキの缶です。前回来た時は愛らしい猫の絵が入った缶を購入しました。

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こちらは昔懐かしブリキのおもちゃたち、今の子供たちは見向きもしないでしょうか?

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レザーの旅行鞄売り場ですが、後ろの木に寄り添っているマネキンに思わず目が。。。一体何なんでしょう?足に値札らしきものがついているので彼も売り物???

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ヴィラ・コンタリーニ前の広場に出ました。お天気がいいので、たくさんの人出が出ています。

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広場には家具が圧倒的に多いのですが、骨董美術品もたくさんあって、掘り出し物が見つかりそうです。

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ヴィラ・コンタリーニは現在、入場料7ユーロです。

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ヴィラの前の広場は夏になるとポップスやロックの野外コンサートが繰り広げられます。ここで演奏できるアーティストはエルトン・ジョンやサンタナ級の有名どころで、今年の夏はクランベリーズや2Cellosなどのコンサートが予定されています。

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イタリア語でカルチョ・バリラcalcio balillaと呼ばれるテーブルサッカーです。
ブリキでできていて、これもレトロ感覚どっぷり。

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イギリス人のおじさんがやっているシルバーの屋台、私のお気に入りです
奥にある銀食器はそれなりにいい値段がしますが、チベット製シルバー・チャームなら私の予算ばっちりです。1個1ユーロ、8個買うと5ユーロ。色々なデザインを宝探しするように、漁って見つけるのが楽しみです。

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その昔、衣類を入れていた長持ちというのでしょうか?
なんだか、海賊の宝物がザクザク入っていたような想像を膨らませます。

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時計を見ると12時をまわっていて、そろそろお腹が空いてきました。
広場を出てすぐのところにあるオステリアです。
グーグルの口コミも5点中4,4と高ポイントでした。

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パスタ9ユーロぐらいなら、妥当です。

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家庭料理、ヴェネト100%!!!と謳っています。

そして何より、

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ワンちゃん大歓迎!のポスターが入り口に。。。
フランコさん夫妻は愛犬オオカミちゃんを連れてきています。
もう、ここしかありません!

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私のアンティパストはイワシの南蛮漬けSarde in Saor、6ユーロ。4人ともそれぞれ違うものを頼みましたが、どれも◎でした。

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続いてプリモ、ホタテと白アスパラのフェットチーネ、9ユーロ。大変おいしゅうございました♫

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写真を撮る前に早くもパオパオのスプーンが入ってしまいましたが、デザートは座布団のような巨大ティラミス。二人でシェアでちょうどいい量でした。ワインは飲まなかったのですが、この後エスプレッソを頼んで、4人で86ユーロ。
口コミ通り、当たりのお店でした!

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腹ごしらえしたところで、またヴィラの前の広場に戻り、ぶらぶらと散策再開です。

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きっとビートルズのお人形なのでしょう。ジョン・レノンは似ていますね。

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1900年初めのアンティークの帽子とアクセサリー。自分には似合わなくても、素敵だな~と、思わずつられます。

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これがあれば、自宅でメガネの度数が測定できますね、笑。

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パオパオは日本の版画を売っているカーペット屋のおじさんの所で足を止めました。
クリスティーズで買い付けたアンティークだとかで、500ユーロと高値。
手も足も出ません。。。「開運!なんでも鑑定団」で鑑定してもらうとまた違った数字なのかもしれませんが。。。

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その昔、私が収集していたリストランティ・ディ・ボン・リコルドのお皿の一枚、懐かしい~。

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こちらは1990年のサッカー・ワールド・カップ、イタリア大会のマスコット・キャラクター。あれからもう27年ですか~?(汗)

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左から2番目の道具、これは何かな?とパオパオ。
お店の人がおっしゃるには、牛のおチンxxを取る時に使う道具なんだそうです。
思わず痛そうなしぐさをするパオパオ。

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版画、楽譜とバイオリン、そしてなぜか人体の内臓模型。。。
わけがわからない組み合わせ。

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尽きることなく見ていたかったのですが、なんだか空模様が怪しくなってきました。
昼過ぎから雨の予報が出ていましたっけ。
結局、今日はお買い物なしでしたが、楽しい余暇を過ごさせて頂きました。
ありがとう、ピアッツォーラ!
お人形たち、また来月会いましょう!






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2013-06-16 00:11 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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カトリックの総本山・バチカンのお膝元のイタリアでは、ゲイの人々はまだまだ肩身が狭いのが現状。
同じカトリックでもスペインではゲイ同志の結婚などが許されているし、プロテスタント各国ではもっとリベラルな傾向。そんな風潮の中、ヴェネト州各地から続々とゲイをサポートする人々が集まり、大規模なゲイ・パレードが催されたので見に行ってみました。


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・・・いるわ、いるわ。
あまりにもの凄い数の人なので、こんなにたくさんゲイの人がいたんだ~!と思っていたら、どうやらゲイのサポーターやご家族の方々も多数参加のよう。「私はゲイではありませんが、ゲイの人達を支援します。」と書かれた垂れ幕。


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「自由な愛、自由な国家」


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60年代後半、フラワー・チルドレン~ヒッピーっぽい感じのファッション。
「私達は愛し合っています、あなたは?」


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アルコールを飲みながらノリノリのお兄さん達も・・・。


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恋人同士で手をつないでますね。


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「ゲイの方がファシストよりましだ!」


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「一生レズビアン」・・・決意は固いようです。


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「愛に区別はない」


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「神はレズビアン」(罰はあたらないんでしょうか?)


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最近流行ったKeep Calmのバージョンで。「落ち着いて、そして貴女の彼女にキスをしなさい」


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昔みのむしの住んでいたマンチェスターにはゲイバーがたくさん集まっているCanal Street(別名anal Street=ケツの穴通り)というところがあるんですが、こういうお兄さん、たくさんいましたね~。


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左の水色とピンクの衣装の方は元男性だと想像されます。


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この方は完全に男性。(後方の人の目つきがちょっぴり厳しそうですね。)



そしてパレードの最後は・・・

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え?え?え?
職務で警備をされているのでしょうが、あまりにも堂々と行進していて、もしかしてこの方たちもそうなんでしょうか?

ゲイの方達に一日も早く市民権を・・・。







2012-02-22 20:30 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活


恐ろしい大寒波で前半は閑古鳥が鳴いていたヴェネツィアカーニバル
ここにきて春のような日差しが降り注ぎ始め、最終日の昨日は大変な人出で賑わっていました。

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今年見かけた日本人の方です。

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私のイチオシはこの方!
ほぼ素顔でジョニー♡ かなりいけてました!

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このカーニバル開催中、たまたまお着物でウェディングをされたお二人です。他のどんなコスチュームより賛美を浴びていました。日本の美を再認識した瞬間でした!

2011-06-12 20:40 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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なんだか最近、夫婦そろって疲れ気味です。
こんな時は温泉あたりでゆったりしたいな~と思っていたところ、アバノテルメの4つ星ホテル・朝食付ダブルルーム38ユーロ(日本円で4,370円)という格安プランをネットで発見!
アバノテルメは我が家から50㎞の近さなので、今まで何度か行ったことがあるんですが、いつも日帰りばかりで宿泊したことがありません。テルメなんか行きたくないとブツブツ言うパオパオ。「ディナーはパドヴァのインド・レストランにしよう」という誘いに乗ってくれてようやく話が決まりました。
今回、予約をしたホテル、テルメ・ヴェネツィア・ホテルTerme Venezia Hotelという名前だけあって、入口にはヴェネツィア総督のコルノ帽のマークです。

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クラッシックな雰囲気のロビー。アバノテルメには100軒近くのホテルがあると思いますが、どこのホテルもこういうレトロな感じです。

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お部屋のインテリアもクラッシック。結構な広さでテラスもついています。
このホテルのホームページ(http://www.termevenezia.it/)でタリフを見ると、一番安いシーズンでもダブルルームが71ユーロなので、やはり破格値です。
アバノテルメはドイツ人・フランス人など外国からの観光客も多く、ヴェネツィア空港から毎時間、SITA社のバスが出ています。

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バスタブ付のバスルーム。イタリアでは4つ星でもシャワーだけというお部屋も多いので期待していなかったんですが。(結局、湯船にお湯をためることはありませんでしたが)
現在、夏時間の為、夕方でも明るいのですが、チェックインしたのは20時。お目当てのプールはすでに閉まっていたので、翌朝一番を目指すことにして、さっさとインドレストランへ直行しました。

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さて翌朝です。オープン時間は8時から。
8:10の屋内プール、まだ誰もいません。
この時間、皆さん、まだ朝食タイムなんだと思います。

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ところが、屋外プール、おばさまが一人、すでにジャクジーに浸かっていました!
それでも、ほぼ貸切状態です。
ジャクジーは3種類あって、特に滝のように上から水が降ってくるのは肩を直撃してくれて、ちょっと肩こりが楽になった感じ。

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9時頃にはだんだん人が集まり始めました。
・・・が、真面目に泳いでいるのは私ひとり。
皆さん、ひたすら日光浴。

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あるいは、ジャクジーに蠅のようにたかっているだけです。

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チェックアウトが11時だったので、今回はグロッタ(洞窟)と呼ばれるサウナには入りませんでしたが、フロントのおじちゃんが「チェックアウトしてからでもプールやグロッタに行っていいんだよ」と言っていました。
アバノ・テルメはファンゴ・セラピーが有名なので、次回は是非、泥パック(瘦身効果もあるらしい)に挑戦したいと思います!
せっかくのテルメ、泳ぎがあまり得意でないパオパオはもったいないことに、ずっと部屋で寝ていました。

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このまま家に戻るのもつまらないので、アバノ・テルメの近くにあるプラリア修道院Abbazia di Praglia(www.praglia.it)を訪れることにしました。この修道院はベネディクト派の修道士達が中世の古書の修復を手がけていることで知られていて、いつか行きたいなと思っていました。

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昔、「薔薇の名前」という映画(原題“Il Nome della Rosa”- 1987年公開、ショーン・コネリー主演)を観たことがありますが、舞台は北イタリアの修道院。怪奇な連続殺人、院内の図書館の謎・・・まさに、あの映画を彷彿させる雰囲気なんでしょうか?わくわく。

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修道院に到着です。現存する建物は14世紀~17世紀の建物らしいですが、その起源は11~12世紀末に発するとのこと。
ところが!今日はペンタコステ(イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事を記念する聖霊降臨祭)の行事の為に修道院が閉まっているという張り紙。
図書館の見学なんかもできず、しょぼ~ん。

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しかたないので、院内のショップでも見ることに・・・。
修道士さん達が栽培した薬草を使ったハーブのクリームやワイン、はちみつなどが販売されています。ポプリ(2,5ユーロ)と中世の時代から修道院で作られるワインには美味しいものが多いという定説を信じつつ、ワイン3本(メルローとシャルドネの2種類、1本4,5~5ユーロです)を購入しました。

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修道院の正面にある教会。
ちょうどミサが終わったところで、中に入ると天からの光がさしているような荘厳な光景。
・・・そうだった。今日は聖霊降臨祭、神からの聖霊が降っている光なのか?と思うと鳥肌ものでした。

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まもなく、聖歌席に修道士さんたちが一人また一人と集まり始め、オルガンの音に合わせて歌い始めました。
修道院は見れなかったけれど、こうして修道士さん達の歌声を聴くことができたのも神様の思し召しなのでしょう。

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修道院の周りは一面、葡萄畑と田舎道。
テルメで身をすっきりした後、修道院と田舎の光景に心もすっきりした感じ。

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修道院の庭には満開のアジサイ。
38ユーロ+αで、とっても癒された週末でした。
2011-04-20 10:10 | カテゴリ:veneto・ヴェネトの風景
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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ボンジョルノ!
今週末はイースター(復活祭)ですネ。
この時期、イタリアなど欧米諸国では学校がお休みになることもあり、家族で旅行に出かける人も多く、あちこちの観光地では既に人でごった返し状態です!

我が家は今年、夏のシチリア島一周を計画中の為、この時期の出費は厳禁!
イースターはどこにも行かず家でゴロゴロ状態です。

でも家にゴロゴロばかりではますます太るので、おデブ夫婦、散歩も兼ねて、ヴィチェンツァの町の中心・バジリカの広場で開催中の「花と雑貨市」に出かけることにしました。

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楽しい雑貨がたくさんあって、ネコちゃんの模様のバッグ、思わず買いそうになりましたが(猫グッズに弱いんです)、パオパオに制止されました。
イースターが近いので、やはりイースターエッグのお皿などが目につきます。
少し値段が安いと中国製に間違えられるので、しっかりメイド・イン・イタリーの表示を強調していますネ。

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広場にはいくつかジェラートさんがありますが、「シチリアン・ジェラート」のお店を見つけました!
シチリア名物、グラニータもあるようですが、それはまた次の機会に・・・。
夏の旅行の予行練習として、さっそくシチリアン・ジェラートを2スクープ!
ダイエットはどうした?
イタリアは誘惑が多くて泣きます~。

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私の定番は左側のノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)。
右側はパオパオおすすめのカンネッラ&アランチャ(シナモン&オレンジ)です。
シナモン&オレンジ、大正解でした。
オレンジ・ピールが入っていて、そんなに甘くなく、シナモンとのコンビもとてもいい感じ。

お店の名前は EL GELATARO DE MAGRE` エル・ジェラターロ・デ・マグレ
住所はPIAZZA DELLE BIADE, 18 です。

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早食いで有名なパオパオ。ふリ向けばジェラートはあっという間にたいらげて、ばったり出会った友人達とおしゃべりに花を咲かせていました。

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鉢植えの花を買う人、三輪車の子供を連れて談笑する家族、犬の散歩をする人・・・典型的なイタリアの日曜日の風景。癒されました~。