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2011-11-16 14:06 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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何ヶ月も前から楽しみにしていた坂本龍一のコンサート、今週日曜日にパドヴァまで行って来ました♫

イタリアではポップ/ロック系コンサートのチケット価格はだいたい20~30ユーロが相場。坂本氏のコンサートは69ユーロ+手数料で73ユーロというかなりな高額。経済危機が続く現在のイタリアでこんなに高いチケットが果たして売れるのか?という心配は無用でした。ソールドアウトにこそならなかったものの、会場はほぼ満員。彼のイタリアでの人気の高さを物語っていました。

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コンサートが始まって・・・ピアノの弦を手で弾いたりと、最初の4~5曲はかなり前衛的な音楽が続き、パオパオと二人で固まっていました。
会場も少し当惑している空気。

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でも『ラストエンペラー』や『戦場のメリークリスマス』などのヒット曲が始まると割れんばかりの拍手!
坂本氏の他にヴァイオリンとチェロでピアノ三重奏という構成です。ヴァイオリンの女性は中国系のカナダ人のようですが、『ラストエンペラー』の演奏では胡弓のようなオリエンタル調の音色をよく出していたと思いました。

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最後に坂本氏がマイクを握りしめて会場に挨拶。
東日本大震災後、各国からの激励を頂いたことへのお礼や原発を廃絶する必要性を英語で語っていました。

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アンコールはなんと4回!大変なサービスぶりでした!
演奏自体には満足だったのですが、唯一残念だったのが会場でした。
コンサートホールではなく、巨大テントの中に簡易椅子を並べただけのところで、通常行っているようなロックコンサートならまだしも、ピアノ三重奏の音響にはとても向いていない環境・・・。とどめはテント内の暖房用空調の音が演奏中ゴーゴーと響き続け、会場の近くを通る環状道路の騒音まで聞こえて来る始末。
サウンドチェックの時点で坂本氏はさぞかし驚いたのではないかと想像しますが・・・。
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2011-11-01 15:21 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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先日ヴェネトにいらっしゃった東京のS夫妻。
オペラがとてもお好きでヴェネツィアに滞在中にフェニーチェ劇場やマリブラン劇場でのコンサートに数日、通われていたのですが、帰国便の関係でマリブラン劇場の公演を二重予約なされたとのこと。払い戻しが効かない為、行けなくなった日の切符を惜しげもなく私に譲って下さいました。この場を借りて、S様に心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!

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マリブラン劇場の入り口です。
豪華絢爛なフェニーチェ劇場に比べると、かなり簡素な、老朽さを感じさせる劇場です。
マチネー(午後の公演)なので、イブニングドレスなどを来ている人もなく、気さくに入れる環境は私にとっても楽でした。

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演目は、『オペラ』ではなく、ヘンデル作曲のバロックコンサートです。
タイトルの『Acis and Galatea イタリア語だとアーチ エ ガラテーア』はセレナータ(ドラマティックカンタータ)で、お話はギリシャ神話のアーキスとガラテイアを題材にしているそうです。

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ウィキペディアで調べてみると:
ガラテイアは海神ネーレウスの娘ネーレーイデスの1人。オウィディウスの『変身物語』によれば、ガラテイアはシチリア島で川のニュンペーの息子である青年アーキスと恋に落ちた。しかし、かねてよりガラテイアを恋慕していたキュクロープスのポリュペーモスがこれに嫉妬し、巨石を投げつけたポリュペーモスによってアーキスは殺される。死んだアーキスの血はエトナ山のそばを流れる川となった。

他の資料をみると、アーチは16歳の美男子で羊飼いとあり、恐らくガラテーアの方が年上だったんでしょうか。
さらに、アッピアノスは『イリュリア戦争』において、ガラテイアはポリュペーモスの子を産み、その息子たちはケルトス、イリュリオス、ガラースと名付けられ、それぞれケルト人、イリュリア人、ガラティア人の祖となったとしている。。。へええ。三角関係の末、愛する少年は石があたって殺され、殺した相手の子を産む・・・ギリシャ神話ってとてもゴシップ的要素がありますね。

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劇場の中です。天井の正面に小さく見える肖像画はこの劇場の名前となっているマリア・マリブラン、19世紀に活躍したメッゾ・ソプラノの歌手です。

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ギリシャ悲劇を題材にしたあらすじですが、幕が開いてみると・・・コスチュームや演出はかなりモダンになっていました。パンフをみると勅使河原三郎さんが演出/コスチュームの担当のようです。

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主役の二人、アーチとガラテーアです。
二人ともとても素晴らしい歌声で、特にガラテーア役の人が歌っている時は自分が天使になって天空を飛び回っているような感覚を覚えました。 私の両隣のおじさん達はあまりの心地よさに居眠りしていました。退屈だから居眠りしていたのではなく、歌声で麻酔にかけられたようになり眠りに落とされたというのが正しいでしょう。

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ブラボー!の歓声におくられて1時間40分のコンサートが終了しました。
芸術の秋です。再来週はパドヴァで坂本龍一さんのコンサートに行きますよ~。


2011-02-18 15:46 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
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ボンジョルノ!
ローマから戻ってきました。前の記事に書いたとおり、今回の目的はもともと「ロミオとジュリエット(ロメオ・エ・ジュリエッタ)」のお芝居を観に行くことでした。しっかし、同日ちょうど私のサポート・チーム、ASローマの試合がスタジオ・オリンピコであることに気づき、お芝居は17:00から、試合は20:45から・・・う~ん、頑張ればなんとか掛け持ちできるかも?・・・今まで数々ローマの試合は観に行っていますがいつもセリエAの試合ばかりで、チャンピオンズ・リーグの試合には行ったことがありません。観たい!ローマも観たい!アドレナリンが放出してきて、結局、一か八か、試合の切符も買ってしまいました。

さて、まずはテアトロ!待ち合わせをした友人と一緒にナツィオナーレ通りにあるテアトロ・エリゼオへ向かいました。今日の出し物「ロメオ・エ・ジュリエッタ」のポスター、なかなか素敵なデザインです。
劇場の前はというと・・・

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開演15分前、既に人でごった返していました。リッカルド・スカマルチョが主演ということで、やはり若い女の子の姿が目につきます。スカマルチョは以前女子高生のアイドル的な存在でしたが、13歳年上の女優ヴァレリア・ゴリーノと婚約し多くの女性ファンを落胆させてからは、着実に演技派俳優の道を歩んでいます。今日の観客は8割以上が女性、年齢層もかなり若そうだな~と思いながら、席につきました。・・・が、私の席(前から2列目)の周りは皆、平均年齢70歳はいくだろうという高齢のご婦人ばかり!どうやら前の方に座っているこれらの方々はアッボナーティAbbonatiと呼ばれるシーズンの定期券を持っている、まさにこの人たちのお陰で劇場が成り立っているようなお客様のようです。

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劇が始まる前にスケジュールを確認すると、なんと休憩時間をはさんで3時間半!の公演予定。ということは終了20:30以降・・・それじゃあローマの試合にはとても間に合わない、どうしよう~・・・ぎりぎりまで劇を観て途中で席を立つのはヒンシュクを買いそうですし、友人も家族の具合が悪くなり早めに帰宅しなければならず、残念ながら休憩時間に劇場を出ることにしました。

劇はほぼ定刻に始まりました。モダンな演出をするだろうというのは既に予想していました。中世のロメオとジュリエッタではなく、まさに現代劇です。衣装はどうみても普段着だし、舞踏会のシーンなどは悪趣味なディスコのようだし・・・でも一番驚いたのが脚本でした。現代の若者がバールなどで日常的に使うお下品な言葉そのものを台詞に使っていて、「えっ?」というぐらい恥ずかしい言葉がバンバン聞こえる度に、前列のおばあちゃん軍団は凍りついていました。

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ロレンツォ神父は下にアイアンメイデンのTシャツを着ています!

舞台を撮影することは固く禁じられていたので外に貼ってあったポスターの写真を取りましたが、ジュリエッタがスカートをまくりあげて下半身を見せるシーンなどがあり、演出家の大胆さに驚きました(汗)。もっと驚いたのはジュリエッタの“棒読み”演技で、芝居にはど素人の私と友人でさえ聞いていて危なっかしいというのが判るほどでした。スカマルチョの方は名探偵コナン君みたいな大きな黒ぶちの眼鏡をかけていて彼らしくない容姿。今回、思ったことは彼はルックスではなく、感情表現こもったよく響き渡る声に魅力がある俳優さんだということ。

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予定通り、休憩時間に劇場を後にしましたが、記念に音楽CDと出演者のサインが入ったポスターを購入しました。バレンタイン・デーに始まったこのお芝居、3月13日まで上演です。
<テアトロ・エリゼオのホームページ:www.teatroeliseo.it>

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では次回はこの日の夜に観たASローマの試合レポートです!(残念ながら負けました
あ・ぷれすと!


2011-02-15 21:38 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
¡Hola!オラ~
太陽のバルセロナから霧のヴェネトに戻ってきました。
(バルセロナ旅行記は後日ゆっくりお届けしますネ。)

さてスペインから帰って来たばかりだというのに明日早朝、故郷(!)ローマに発ちます。目的はテアトロ・エリゼオで上演される「ロミオとジュリエット」というお芝居です。コンサートはロック、クラッシック、ジャズ・・・とよく観に行きますが、私がお芝居を観に行くというのは滅多にないことで自分でも結構驚いています

しっかし・・・明日の主演(ロミオ役)はイタリア映画界のホープ、リッカルド・スカマルチョRiccardo Scamarcioなんです!スカマルチョはイケメンの代名詞のような俳優ですが演技力もある人で、明日の舞台もかなり期待が持てます。
(ウィキペディアのスカマルチョ参考資料:http://it.wikipedia.org/wiki/Riccardo_Scamarcio)

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リッカルド・スカマルチョ/デニーズ・オズドガン(テアトロ・エリゼオのホームページより)

ジュリエット役のデニーズ・オズドガンDeniz Ozdoganはトルコ出身の女優さんだそう。なぜイタリアーナを起用しなかったのでしょう?お芝居を観れば謎がとけるかもしれません。
では頑張ってきま~す。

2011-02-09 12:46 | カテゴリ:spettacolo・エンターテイメント
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア
こんにちは!
今晩は映画を観に行く予定なので、イタリアの映画館について少し触れますネ。

まずはじめに、日本の映画館と決定的に違うのは、外国映画がイタリア語に吹替えになること!です。ジョージ・クルーニーも北野武もみんなイタリア語でベラベラベ~ラとしゃべっています。たま~にオリジナルの言語で上映している映画館を見かけますが、たいてい閑古鳥が鳴いています。その映画が本来持つ雰囲気だとか、かなり変わってくると思うのですが、イタリア人曰く、「字幕を追いかけるのはめんどくさい。」・・・う~ん。

そしてそしてとどめは、上映中に“休憩時間”が入ること(がある)!主に2時間半を超える長めの映画に起こりがちですが、幻のように再会する恋人達、そしてロマンチックな抱擁・・・そこで「ぶちっ」と切られたらやはりムード台無しです。昔はその休憩時間に客席を回るアイスクリーム(ポップコーンも)売りまでいました。最近は少なくなったと安堵していたら先週見た映画でやはりぶちっとやられてしまいました。

映画の料金は新作映画ばかりを上映する映画館であれば、大人8ユーロぐらいでしょうか。私は上映されてから1~2カ月遅れてやってくる作品を破格値で見せてくれる映画館に通っています。回数券を買えば12本でなんと20ユーロです!座席はフカフカのソファではありませんが、安くてたくさん見れる方がありがたいです。

ちなみに先週見た映画は、ビゥティフルBiutiful(スペル間違いではありませんよ~)というメキシコ人監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥAlejandro Gonzalez Inarrituの作品で、主役のハビエル・バルデムJavier Bardem(ペネロペ・クルスのご主人)はこの作品で2010年カンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞しています。イニャリトゥ監督の作品は過去3本(役所広司さんが出演した『バベル』も含めて)見ましたが、いつも運命が絡み合ったドラマチックなストーリーで、生と死について深く考えさせられます。彼の死生観はイニャリトゥ監督自身が息子さんを亡くされていることに大きな要因があるんだと思いますが、最後のシーンは他界した父もきっとこんな光景を見ていたのかな~と思い涙がこぼれてしまいました。この映画の舞台はバルセロナですが、あさってから週末を利用してバルセロナへ出かけてきます。次回はヴァカンツァ・イタリアーナならぬヴァカンツァ・スパニョーラ(スペインの休日)です。

では、ア・プレスト!


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