2013-09-02 15:27 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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今年の夏のバカンスは実に24年ぶりにサルデニアSardegna(地図の赤色の部分)へ行ってきました。
ヴェネトからだと飛行機で飛び、一昨年のシチリア旅行のように現地でレンタカーという手もあるんですが、今回はトスカーナ州の港町リヴォルノLivornoまで車で行き、フェリーで車ごとオルビアOlbiaまで渡るプラン。パオパオにとっては初めてのサルデニアです!

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通常、私達のバカンスは「周遊型」であちこちの町に移動しながら違う宿に泊まるケースが多いのですが、今回は一か所の宿に一週間泊まり続けるという変則パターン。なぜかというと、みのむしのおじいちゃん・おばあちゃんはもともとサルデニアの出身。今は亡き二人は秋~春まではローマで暮らし、6~9月は渡り鳥のように故郷サルデニアの海の家で暮らしていました。今年のバカンスは安いバジェットで済ませる為にサルデニアの海の家を1週間借りることにしたんです。まったくのただ、ではあまりにも虫がいいので、電気・ガス・水道やお掃除代などの実費にプラスαを払いましたが、現地で合流するパオパオの妹家族と折半なので例年に比べるとかなりの節約です。海の家はサッサリSassariというサルデニア第2の都市から車で北に約30分。同じ北海岸でも超高級リゾート地のエメラルド海岸Costa Smeraldaとは大違いの素朴な地域です。

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フェリーの出航時刻は夜の23:50、車で乗り込む乗客のチェックインはその90分前までです。
フェリーの食事は高くてまずいだろうから、船に乗る前にリヴォルノで腹ごしらえです。リヴォルノはしょぼい港町という風情で、これといった見どころはありませんが町の真ん中にお堀があり、カヌーの練習風景が見られました。

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お堀の近くにあるトラットリア、Al Giro di Boa(Scali delle Cantine, 90 Livorno)でディナーをとることにしました。私のオーダーは贅沢なほどにふりかけられたウニとボンゴレのパスタです。どうみてもパスタと具の比率があっていません。贅沢な文句ですが、もう少し繊細な味の方がよかったんでは?という感想。

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リヴォルノの名物料理はリヴォルノ風カチュッコCacciucco alla Livornese、魚のスープです。
こちらは残念なことにとっても塩辛かったんです。。。
たまたまこちらのお店がこういう味付けなのか、はたまたリヴォルノの人達の味覚がこうなのか、わかりませんが。。。魚のスープは今では私の得意料理のひとつ、パオパオも「君のスープの方が何百倍もうまいね」と驚きをかくせませんでした。大量にお残ししたので、お店の人も気遣ってくれたのですが、本当のことは言えずお店を出ました。

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私達を運んでくれるフェリーはMoby。Looney Tonesとキャラクター契約をしているので、船体や船の内装にBugs BunnyやTweetyなどのイラストが描かれています。

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船には個別のキャビン船室があり、ほとんどの乗客はベッドで横になっての移動ですが、私達は行きは節約して椅子Poltronaだけを予約しました。私達のようなビンボー組はこのように床で寝ていくことになります。

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背中が痛くて目が覚めると、窓ガラス越しに朝日が昇り始めていました。

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オルビア港から約2時間、懐かしいおじいちゃん・おばあちゃんの海の家に到着です。
家の壁にはブーゲンビリアが蔦っていて、24年前とほとんど変わっていません。
寝室が5部屋、バストイレが3つ、リビングが2つ、キッチンが1つ、ですが、1960年代に建てられた物件なので、家のあちこちにガタがきています。

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ベッドルームもこのとおり、いたってシンプル。ホテルとは違って何もありません。

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海側に面した庭です。白いベンチによく腰掛けて海を見ていたおじいちゃん・おばあちゃんの姿が思い浮かんできました。

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ベッドルームの窓からは水平線だけ。時折、沖に船が通るのが見えます。
波の音のせいで、眠気が押し寄せてきます。

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とりあえず到着日、あまり遠出をせずにリラックスということで、13キロ先にある海辺の町カステルサルドCastelsardoに出かけることにしました。サルデニアのガイドブックには必ずと言っていいほど登場する風光明媚な町です。カステルサルドという名前を訳せば、サルデニアの城。町のてっぺんには古いお城の跡があります。

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町に行く途中にあるRoccia Elefante(象の岩)です。

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カステルサルドの主な産業はサンゴ、町のあちこちにサンゴのアクセサリーを売る店が見かけられます。
東洋人が好む真紅のサンゴも驚くほど安い値段で手に入ります。

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もう一つの名産はカステルサルド編みの籠製品。
古くから伝わる伝統工芸で、城壁の中にある編み籠のミュージアムMuseo dell'Intreccio Mediterraneoにも行ってみました。

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人気のない路地裏も雰囲気がある町です。

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町のてっぺんにあるお城まで上ると地中海ブルーとカモメ。

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オレンジ色の屋根に夕焼けがかかり始めた頃、お腹が空いてきました。
表通りの目立つ店を避けて、裏通りの目立たないピッツェリアに入ることにしました。

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お店の名前はマリア・ジュゼッパLa Trattoria Da Maria Giuseppa(Via Colombo, 6 Castelsardo)、早い・安い・美味い、三拍子そろったお店でした。写真は紫玉ねぎ・スパイシーサラミ・卵という組み合わせ。ピッツァの焼き方に関しては今回サルデニアの旅で食べた中では文句なくナンバーワンでした(他のところもレベル高かったんですが)!後ろに見えるビールはサルデニアのビール、イクヌーザIchnusa、今回の旅でずっとおつきあいしました。

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ピッツェリアを出ると夜の闇に浮かんでいたカステルサルドの町。
ずっと見ていても飽きない景観でした。

サルデニアの旅は続きます・・・。
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