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07:55:04
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サルデニアの旅・その2

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サルデニアの旅の続編です。
今回の旅はサルデニア北~中部だけに範囲を絞ってみました。
サルデニアの州都カリアリCagliariのある南部辺りへはいつかまた機会があれば行きたいと思います。

サルデニア上陸二日目は、サルデニア北西に浮かぶ小さな島、アジナーラAsinara島までのエクスカージョンです。アジナーラ島は以前は凶悪犯を収容する刑務所のある島として名が知られていましたが、その刑務所も数年前に閉鎖され、今では無人島となり自然公園として保護されています。
アジナーラ島まではスティンティーノStintinoという町から観光ツアー用のボート(片道約30分)が出ています。出発時間10時頃、黒い雲が広がり、不安な天候です。

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ところが船に乗って10分もすると、空が晴れてきました。
スティンティーノの景勝地、ラ・ペローザLa Pelosaという砂浜が船上から遠くに見えます。

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アジナーラ島に到着する頃にはみごとな快晴。
ガイドのお姉さんが船着き場にお迎えにきていました。

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この汽車(実際は連結バス)で島を周ります。
この日帰りツアー、船+汽車+ガイド代金で大人一人45ユーロ、3歳以上の子供は30ユーロ、三歳未満はただです。島にはレストランがないので、ランチは各自サンドイッチやパニーノを持参します。

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さて最初に連れてこられたのが、フォルネッリFornelli刑務所跡です。

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若い世代の方はご存じないかもしれませんが、イタリアには「鉛色の年代Anni di piombo」といって1970年代に生々しいテロ活動があった時代がありました。その一連のテロ事件に関わった赤い旅団Brigata Rossaのメンバー達や、最近ではマフィアの大親分トト・リーナToto Riinaもここに収容されていたそうです。イタリア人にとってアジナーラと言えば、アメリカのアルカトラス、日本の網走、といった響きがあるようです。この手の犯罪事件が大好きなパオパオはキャーキャーと興奮しながら見学していました。

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約120年の刑務所の歴史のうち、ここから脱獄できた人は1人だけだそう。
記録によれば、受刑囚2人で脱獄を試みたものの、うち一人は捕まり、もう一人だけがゴムボート乗って逃げおおせたらしいです。スティーブ・マックイーンとダスティ・ホフマンが出演した映画「パピオン」を思い出してしまいました。

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また汽車ぽっぽに乗って島を移動です。
青い海に囲まれ、受刑地というよりは楽園という雰囲気です。

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アジナーラという名前はアジノAsino(ロバ)に由縁していて、島のあちこちにロバや野生の馬の姿を見かけます。

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休憩に立ち寄った島にたった一つあるバールで、珍しい味のポテトチップスを見かけました。
サルデニアで有名なチーズはペコリーノPecorinoというヤギのチーズ。ペコリーノチーズ風味チップス、地方色豊かです。本土では見たことがないパッケージ、お味の方はそんなにチーズを感じさせない、言われなければ気づかない程度でした。

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海はどんどん青く、水色になってきます。
自然保護地域なのでリゾートホテルなどむろんどこにも建てられていません。

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またまた別の刑務所巡りです。
青と白の色調、刑務所=灰色の壁というイメージからはほど遠い建物です。

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こちらの刑務所には看守の人達の子弟が通う学校も併設されていました。

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独房の中を拝見。
たんすの影になって見えませんが、奥にはおトイレもあります。

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午後からはみんなのお待ちかね、ビーチ・タイムです。
美白命の日本人とは対照的にイタリア人は日焼け命の国民です。
ブロンズ色に日焼けした肌=ステータスシンボル、と思われていて、9月になっても日焼けしていないと、「今年はバカンスに行くお金もなかったのね」と思われるのが嫌で日焼けサロンに通ってでも肌を焼く、という人までいるくらいです。

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ところが、パオパオは日焼けをしようとすると炎症を起こして発熱や嘔吐までするタイプ。
いきなり焼いて肌が驚かないように、姪っ子達がSPF50+の日焼け止めを塗ってあげています。

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ビーチタイムが終われば、青い海を後にしてボートで帰路へ。
アジナーラ島へは一般の交通手段がないので、このツアーはお値打ち商品です。

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翌日、3日目はやはり北西に位置するアルゲーロAlgheroの町に出かけることにしました。
アルゲーロはスペインのバルセロナがあるカタラン地方の支配下だった為、小バルセロナというあだ名がついています。方言もイタリア語というよりはカタラン語にそっくりです。

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アルゲーロ郊外にあるカーポ・カッチャCapo Cacciaとう景勝地です。岬の中にある鍾乳洞へは波が強すぎて、この日は入ることができませんでした。

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アルゲーロの町並、海に沿って城壁が連なるプロムナードです。

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なるほど、バルセロナの旧市街に町の感じがとても似ています。

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お昼に入ったピッツェリアです。
サッサリからアルゲーロにかけてのサルデニアの北部地方は昔からジェノバとの交流が盛んで、食べ物にもその影響が出ています。チェーチCeci(ひよこ豆)を材料にした薄いピッツァのような食べ物、ジェノバではファリナータFarinataと呼ばれるのがここサルデニアではファイネFaine(写真の看板右に一年中ファイネあり、という表示)という名前で呼ばれます。基本的に夜食べるものなので、残念ながらこの日は注文ができませんでした。写真左側の看板に書かれているセアーダスSeadasもサルデニアのドルチェで、中にチーズを詰めたパイ生地を油で揚げて、はちみつをかけて食べます。

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町の中心にあるサン・ミケーレ教会の屋根、北イタリアでは見ることがないカラフルな色彩です。
これから旅は中盤に入ります。
ではまた~!
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