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2011-10-06 21:06 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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シチリアの旅、混沌とする都市パレルモをあとにして、一路、南へ。
古代ギリシャ植民地の遺跡が残るアグリジェントへ到着しました。
宿泊先のコッレ・ヴェルデ・パークのテラスからは遠くに海と神殿が見えます!
ネット予約で朝食付き68ユーロ、お庭にプールこそありませんが避暑地にきているという雰囲気があるし、遺跡地区からもすぐなので、ここも◎のホテルでした。まだまだ照りつける太陽が強い8月末、日陰のない遺跡地区を日中に見学するのは自殺行為と判断し、涼しい夕暮れから夜にかけての神殿見学を申し込みました。

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見学まで時間があるので、アグリジェント郊外に足を伸ばすことに。
車で20分ぐらい走ると真っ白い崖と砂浜が美しいスカラ・デイ・トゥルキ Scala dei Turchiという景勝地が見えてきます。

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ここの素晴らしいところは、こんなに美しい眺めのわりに人出が少ないこと!超穴場です!
イタリアの海水浴場にありがちなパラソルとかチェアーを強制的に貸し出すという商売とも無縁!
みんな、気ままにゴロゴロ寝そべっています。

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『白いおじさん達』に遭遇しました。
石灰の成分が皮膚にいいんだそうです。体中に塗りたくっていました。
このおじさん達は翌日行く予定のラグーサから遊びに来ていて、『ラグーサとシラクーサの間にある自然保護地区の海もきれいだから行ってごらん!』とおすすめされました。

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さて、夕暮れ時。
真っ赤な夕日と共に神殿見学開始です。

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だんだん日が沈んでいきます。
この時間帯にして大正解でした。

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夜の闇が降りました。
遺跡地区内でたまたま彫刻展が同時開催されていたので、ますます幻想的な雰囲気です。

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晩ご飯は貧乏症の我々には珍しくホテルのレストランでとりました。
こちらはパオパオのシチリア風アンティパストです。モンレアーレでもパレルモでも食べたカポナータがやっぱりここにも登場です。

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私のアンティパストはゆでダコをシンプルにオリーブオイルとレモンで。

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プリモ・ピアットです。トマトソースにピスタチオを加えるだけで、う~ん、シチリアって食感になるんですね~。
これは簡単に家庭でも真似ができそうです。

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パオパオは炭水化物を食べ過ぎるとすぐお腹が出てくるので、パスタは我慢してお魚のグリルを頼みました。

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でもパオパオ、いくらダイエットを目指しても、所詮ドルチェには弱い。カロリーが高そうなカンノーロ・シチリアーノCannolo Sicilianoをバクバク。濃厚なリコッタチーズが入っています。

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私のドルチェはスフォルマート・ディ・トッローネSformato di Torrone。ナッツの入ったヌガーを砕いて生クリームと混ぜて冷たくして作るんだと思いますが、こちらも美味です。テーブルからはさきほど見学したばかりの神殿が闇に浮かび上がって見えて、ロケーションを考えると高くない食事だったでしょうか。

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翌朝、アグリジェントを出発し、世界遺産に指定されているヴィラのあるピアッツァ・アルメリーナへ。ヴィラにはローマ時代のモザイクが多く残されているんですが(半分ぐらいはまだ修復中で、その為、10ユーロの入場料が半額5ユーロになっていました)、私が見たかったのがこの『ビキニの女の子達』のモザイクです。

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どことなくユーモラスな女の子達。ダンベルを持っている子もいれば、バレーボールみたいな球技をしている子達もいるし・・・。スポーツ、そしてビキニ、現代に通じるものがあります。

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車でさらに東に向かいます。シチリアの典型的な風景です。土地のほとんどが丘になっていて、平野の部分はほとんどありません。

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シチリアで一番目にする木々といえば、このフィーコ・ディンディアFico d'Indiaというサボテンです。
2月のバルセロナ旅行でも見かけましたし、地中海に生息している典型的な植物といえるでしょう。

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フィーコFicoという言葉はイチジクを意味するのですが、普通のイチジクと違い、実の中はつぶつぶがあって、食感はザクロのようです。

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次の町は陶器の町カルタジローネです。
町の真ん中にすべての石段に陶器を飾った階段があります。

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バロック建築の美しい町、ラグーサにやってきました。
近郊のモディカ、ノートなどといった町とともに世界遺産に指定されていますが、まるで空中に浮いているような、本当に美しい丘の風景でした。
でも風景に見とれているうちに車に戻ってきたら・・・な、なんと!駐車違反のキップが!
思わず興奮するパオパオ。しっかし、通りがかりのおばさまが『罰金すぐ払うと1ユーロ50セントですむのよ。』と教えてくれ、親切にも私たちを駐車違反管轄オフィスまで連れて行って下さったんです。罰金50~60ユーロはぶっ飛ぶと覚悟していたんですが、優しいおばさまの出現に助けられました!グラツィエ~。

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ラグーサから約15分、宿泊地のモディカの風景です。

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モディカはチョコレートの産地だそうで、町のあちこちにチョコレート屋さんがあります。
一番の有名店はここ、アンティカ・ドルチェリア・ボナユートAntica Dolceria Bonajuto(www.bonajuto.it)というところ。モディカのチョコはアステカ風チョコと呼ばれ、ミルキーでとろとろするタイプでなく、カカオの風味で勝負するもので、口に入れた時にざらざらする感じです。ペペロンチーノ味とオレンジ味を購入しました。

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ホテルから見たモディカの夜景は、町中に蛍が飛んでいるような風景でした。

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晩ご飯はまたしてもB級グルメ路線に戻ります。
町の大通りに面した『オステリア・ダ・サポーリ・ペルドゥーティOsteria da Sapori Perduti=失われた味の食堂』というところです。

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私のアンティパスト(この二皿で"一人前")ですが、もうこれだけでお腹がいっぱいになってしまいました。
プリモは手加減して『半人前の量で』と頼んだんですが、やってきたお皿はしっかり山盛りになっていて、食べきれませんでした。お勘定をみたら、ちゃんと半人前の値段になっていましたが・・・。恐るべし、イタリア人の腹。
たらふく食べて飲んで二人で35ユーロぽっきり。

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私たちのテーブルの隣でなぜか手作りの笛を売っているおじいさんがいました。
もう80歳はとうに超えているようなお年です。
おじいさんの吹く笛、全然音程が合っていないんですが、1本思い出に購入しました。
このおじいさんに会うことはこれから先もうないのかもしれません。パレルモのバス停で声をかけられたおばさんもラグーサの駐車場で助けてくれたおばさんも、みんな、旅先で一瞬出会って別れる人たちですが、記憶の中にいつまでも残り続けると思います。

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翌朝、ラグーサからシラクーサに行く途中、スカラ・デイ・トゥルキで会った『白いおじさん』達が薦めてくれた自然保護地区の海岸に立ち寄りました。おじさん達が言っていたように透明な海、小魚(写真左の黒っぽい部分)が足下を泳いでいましたが、パオパオ曰く、スカラ・デイ・トゥルキの方がきれいだったとのこと。(同感)

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シラクーサの広場です。
ここも昔の古代遺跡があるのですが、神殿も古代劇場もまだまだ見る予定があるので、あえて遺跡には行かず町をぶらぶら散策しました。

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シラクーサのお土産屋さんで店番をしていたワンちゃん

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こちらのお店は陶器で作ったお魚が専門。
Via CavourにあるFish House Artというお店(www.fishhouseart.it)。
私もものすごくよく出来ているイワシを1本、買いました。

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お店のお兄さん、大変フレンドリーな人でした。
シチリア人は皆、初対面でお友達になれてしまうノリです。

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車は北に進路を代えて走ります。
目指すはエトナ山です。
では次回、シチリアの旅も完結編です!

2011-09-30 23:59 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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ここしばらく、ブログ放置状態で申し訳ありませんでした。
ようやくシチリア旅行の写真をアップする時間ができました。

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最初の訪問地、パレルモ郊外モンレアーレ
モザイクと回廊の美しいことで有名なドゥオーモ見学です。

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古代ギリシャに始まり、アラブ、ノルマン、スペイン・・・と多くの文化圏の影響が見られるシチリア。柱の一つ一つに名もない職人の残した美を感じます。

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内部は壁いっぱいに広がるモザイクの世界。
ヴェネツィアのサンマルコ寺院のものより窓から光が当たってキラキラしている気がしました。

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モンレアーレの町の風景です。

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ドゥオーモ以外の街角は道幅も細くどこものんびりしています。

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シチリア名物のカラフルな荷車も見つけました。

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『ゴッドファーザー』はイタリア語で "イル・パドリーノ Il Padrino" です。
この手のお土産はシチリア全土で目にすることに・・・。

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私にとってモンレアーレの思い出といったら、これ!グラニータでした。
シロップをぶっかけただけのかき氷=グラニータと認識していた私にとってこれは衝撃的なうまさ!
イチゴ、レモン、それぞれフルーツを丸ごと食べているような味と香りなんです~。
ドゥオーモ前に2つ並んでいるバールの左の方、一見たいしたことない、ひなびた感じのジェラテリア/バールなんですが、すばらしいです。グラニータは滞在中、暑かったのでほぼ毎日食べていましたが、私のナンバーワンはここ、パオパオのナンバーワンは後日お話しする予定のタオルミーナのグラニータ屋さんでした。

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さて、パレルモに”移動”です。(その距離たったの6キロ)
パレルモの大聖堂の風景。

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パレルモの宿は、とても素敵な螺旋階段があるホテル・ガリバルディ(4つ星)。場所はポリテアーマ劇場の斜め前です。パオパオは今回の旅行中、一番気に入った宿だったそうですが、ここに決めたのは駐車スペースを見つけるのに苦労しそうなパレルモでホテル内にガレージがあったためでした。その選択は正しかったです。治安が決してよくないパレルモで盗難などを気にせず、レンタカーをホテルに残して、市内を心置きなく徒歩で散策しました。

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室内はモダンな感じで広く、シチリア旅行中、朝食の種類が一番豪華だったのもこのホテルでした。
コストパフォーマンス、かなりいいです!

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ポリテアーマ劇場前の広場の夕暮れです。

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少し歩くとマッシモ劇場。『ゴッドファーザー3』でマイケルの娘が銃弾で倒れるシーンはこの正面玄関の階段で撮影されたそうです。

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パレルモの観光はノルマン王宮から。王宮内のパラティーナ礼拝堂はモンレアーレに負けずと劣らぬモザイクの世界。

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礼拝堂から外に出ると、暑さで猫ちゃんがのびていました。

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パレルモの町のおへそは、ここクワットロ・カンティ(四つの十字路)。
ここからは町の中をまっすぐに貫く長い長い通りが東西南北、よく見渡せます。

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プレトーリア広場。
エロチックな裸体の彫像が並ぶ泉は信心深い南イタリアの人にとって当初『恥の広場』と呼ばれたらしいです。

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町のあちこちに、手で氷を削ってグラニータを売る出店を見ました。

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パレルモの旧市街、一歩道を入るとアラブ圏の迷路に入ったようです。
道の真ん中に洗濯物が干してあったり、バッラロ市場界隈はイタリアというより無国籍のエリア。

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さて、今回のパレルモ。私がどうしても見逃したくなかったのが、人形劇でした。プーピ Pupi と呼ばれる人形を使ってのお芝居はシチリア人にとって、とても大切なものだと聞いていて、それは浄瑠璃のようなものなのか? 旅の前からとても興味がありました。カテドラーレからクワットロ・カンティに続くヴィットリオ・エマヌエーレ大通り筋にプーピの劇を発見しました。

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残念ながら上映シーンの撮影は禁止、この人形、持ってみましたがすご~く重い!
約15キロあるそうですが、お芝居の中での剣の戦いのシーン、人形が宙に浮くような迫力のある動き。
人形使いの方の苦労が思い知らされました。お芝居はアンジェリカというお姫様をめぐって、オルランドとリナルドという二人の騎士が戦う内容ですが、ちゃんとキリスト教徒であることの重要さを知らしめる内容が含まれていました。この人形劇、結構はまりました~。もう一度見たいです~!

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人形劇の後、ホテルに戻ろうとバス停に立っていると、どこからともなく香しい煙が・・・。
『バーベキューでもしているのかな?』とパオパオとこそこそ話していると、隣でバスを待っていたおばさんが『このにおいはブッチリアからよ。その階段を下りて見なさい。』とバス停近くの階段まで案内してくれました。

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ブッチリア。ガイドブックでパレルモの超庶民的なトラットリアが集まっているということは知っていましたが、まさにその場所が目の前に開けてきました。
ブッチリアの中心、カラッチョロ広場です。
広場には肉や魚を焼いている屋台があちこちにあり、値段はご想像のとおり、馬鹿安価格です。

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私は豚肉とネギのバーベキュー、2ユーロちょっとだったと思います。
唐辛子の効いたペーストとのコンビは最高でした。
ビールもバール価格ではなく、スーパーで買う価格でした。

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広場はコテコテの感じで、ヨーロッパというよりアジアのどこかにいるような気がしました。
B急グルメ大好きな方には絶対おすすめのスポットです!

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さて、プーピですが、大聖堂の近くにプーピを作っているマエストロがいます。
お土産屋さんで並んでいるものより一見して凄い!とド素人の私でもわかるレベルのお人形です。

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マエストロ、ヴィンチェンツォ・アルジェントさん、御歳74歳。
人間国宝という部類に属するんでしょうか。
残念ながら、ヴィンチェンツォさんの息子さん達は誰もお父さんのあとを継がないそうで、彼の代で人形作りが途絶えてしまいます。イタリアの未来に陰りを感じた瞬間でした。

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午後はパレルモ在住のお友達と会う約束です。
ロベルタとフィリッポ夫妻、2年前にヴィチェンツァで行われたアンドレア・パッラーディオの建築セミナーで出会った友人で二人とも建築家です。いつかシチリアにいらっしゃい、とず~っと声をかけられていたのですがようやく実現しました。ミーティング・ポイントはパレルモB級グルメとして有名なアンティカ・フォカッチェリア・サン・フランチェスコ Antica Focacceria San Francescoです。

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一階でオーダーし、2階のテーブル席で食べるのですが、お客さんの多くは持ち帰るようです。

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シチリア料理の定番がそろいました。
なすびはモンレアーレでも食べたカポナータ。
その他、ポテトのコロッケ、手前左はイワシのパン粉焼き。右下はアランチーニ、シチリアの典型的なスナックです。

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アランチーニの中はラグー(ミートソース)とグリーンピースです。
三角の形をしたアランチーニにはモッツァレッラチーズが入っているようですが、断然ラグーに軍配を上げたいと思います。

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これはミルツァ(脾臓)をはさんだパレルモ名物のパニーノです。
残念ながら贓物はイマイチ苦手なので、お友達には悪いけど残してしまいました。
ごめんなさい。。。

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腹が太ったので、散歩がてらにパレルモ郊外のモンデッロ・ビーチまで足をのばしました。
ロスでいうサンタモニカ、シドニーでいうボンダイビーチ、ローマでいうオスティアって感じでしょうか。
たくさんの海水浴客でにぎわっていました。
今回残念だったのが、モンデッロのお隣、スフェッラカヴァッロに行けなかったことです。
スフェッラカヴァッロはシーフード・レストランの激戦地区で、定食メニュー(27ユーロ)で、4~5つの前菜、3つのプリモ、2つのセコンド、サラダ、ドルチェ、カフェ、ミネラルウオーター、ワイン、すべて込みが当たり前、お味も超グッド、という評判。次回、是非リベンジします!

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ロベルタ達が連れて行ってくれたジェラート屋さん。彼ら曰く、パレルモのナンバーワンだそう。
スタンカンピアーノ Stancampiano というお店です。
まったくの住宅地にあり、客層は地元民100%という感じでした。

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私はシチリア定番・ピスタチオをトライしましたが、クリーミーで大変おいしゅうごさいました。
このあと、私はロベルタに最後にパレルモで是非訪問したい場所に行こうと誘ったのですが、その願いはかないませんでした。

私が行きたかった場所とは『パオロ・ボルセリーノの記念碑』のある通り。
パオロ・ボルセリーノPaolo Borsellino、そしてジョヴァンニ・ファルコーネGiovanni Farconeという二人はイタリア人で知らない人はいない名前です。1990年代初頭、マフィア撲滅に命をかけて戦っていた二人の検事ですが、マフィアの仕掛けた爆弾によって車ごと爆破され命を落とし、今でも二人の名前は正義を貫こうとするイタリア人の間で神格化されている感があります。

私がボルセリーノの名前を出すと、とたんにロベルタの顔が曇りました。
『私は行けない。今日まであそこには行ったことがないの。おじさんが死んだ場所だから。』
ロベルタのおじさんはボルセリーノの警護として一緒に爆死したカラビニエーレ(軍警察)だったのです。
彼女を傷つけてしまったことに深く悔いるとともに、シチリアとマフィアが切っても切れない現状に思い悩んだ瞬間でした。

シチリア旅行記、まだ続きます。。。。
2011-08-27 06:09 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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昨晩、無事シチリアに上陸しました!

驚いたことに、ライアンエアーの機長が飛ばしたせいか?予定時刻より35分も早い到着!一体どうしたの?
さらに、普段は何十分も待たされるバゲージの引き取りも、行ってみるとすでにターンテーブルに荷物が回っていて、「これはすごい!とてもイタリアとは思えない(←これは最高の賛辞)!」と驚愕!しました。

予想外の順調な滑り出し。
空港内のハーツレンタカーで車をピックアップしましたが、ここでも予約していた車よりクラスがアップグレードされていて、今回の旅の足はアルファ・ロメオのジュリエッタです。走行距離は12972�。車内のデザインもとても素敵です。

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空港から今夜の宿泊地モンレアーレまでは100�。
ナビを持参したものの、なぜかモンレアーレ中心街の住所になると、「場所を特定できません」という表示。
とりあえず町の中心にある広場まで行って、宿泊するB&Bに電話をすると、宿の人が広場まで迎えに来てくれました。

B&Bの名前はパラッツォ・ドゥカーレ・スイーツPalazzo Ducale Suites。
B&Bというよりは、ミニ・アパートといった感じ、3月にオープンしたばかりなので、部屋の家具やバスルームはすべてピカピカです。
チェントロ・ストリコにあるのでパーキングが大変だと思い、B&Bの有料駐車場(10ユーロ)も併せて予約しましたが、トータルで一泊朝食付き59ユーロです。

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チェックイン後はホテルのお姉さんに教えってもらったレストランに早速出かけて、シチリア料理に挑戦です。
前菜はカポナータ。シチリアの野菜料理の定番です。ナスに玉ねぎの甘みがとてもよくしみ込んでいましたが、添えてあったバジリコと一緒に食べてみると、これが素晴らしく美味い!モロ、地中海!この組み合わせ、お薦めです。

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プリモ料理はイワシのパスタです。
ヴェネト州ヴェローナ郷土料理にもアンチョビーのパスタがあるので、興味津々でしたが・・・。
違いがわかりました。ヴェローナの方はプールのようにたまったオリーブオイル、かなり塩辛いアンチョビーをオイルで炒めて溶かし、最後にパン粉をまぶしています。こちらのバージョンには、ほぐしたイワシのソースにウイキョウ、松の実、小さな黒オリーブなどが入っていて、塩辛さとは無縁です。
贅沢なリクエストですが、ソースの量がもう少し手加減してもらっていたらグッドでした。パスタの量よりソースの量が多かったので、ソースをお残ししてしまったんです。お店の人、ごめんなさい。

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食後は、腹ごなしにとっても小さなモンレアーレの中心街を散歩しました。
町の中心、ドゥオーモではイタリアの夏によくみられる夏祭りが開催されていて、特設ステージ前はたくさんの人出でにぎわっていました。家族や友達と夜が更けるまでおしゃべりする、スローなイタリアの風景でした。
2011-08-24 03:52 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:イタリア生活
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今年の夏のバカンスは南へ!
行き先はシチリア島です。
イタリア生活も長くなったというのに実はシチリア、今回が初めての訪問。わくわく・・・

へえ、シチリアって地中海で一番大きな島なんですね。
地図でみると北イタリア・ヴェネトから遠いのがよ~くわかります。
我が家から車でパレルモまで行こうとすると、片道の走行距離1430キロ、高速・ガソリン代が200ユーロ、さらにイタリア半島からフェリーで渡らなければなりません。
移動時間ももったいないし・・・。

ということで、いつも利用している格安航空会社ライアンエアーで、ヴェローナからトラパニ(下の地図左上のマグロの絵が書いてある海の近く)まで飛び、空港でレンタカーを借りて島を周遊することにしました。往復の航空運賃は一人148ユーロでした。

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イタリア人の典型的なバカンスの過ごし方はひとつのところに1~2週間、宿をとって、毎日ビーチに行くというパターンですが、私もパオパオもできるだけ多くの場所を訪問して様々な景色に遭遇し、B級グルメを中心に色々な食べ物に下鼓を打つのが大好き。
運転手は基本的にパオパオ1人なので、運転が疲れない距離を考慮しながらプランをたててみました。

 1日目:午後の便でヴェローナ → トラパニ。空港よりパレルモ郊外のモンレアーレへ移動(モンレアーレ泊)
 2日目:モンレアーレ午前観光後、パレルモへ移動。午後はパレルモ観光(パレルモ泊)
 3日目:パレルモ終日観光(パレルモ泊)
 4日目:アグリジェントへ移動(アグリジェント泊)
 5日目:ピアッツァ・アルメリア~カルタジローネ~ラグーサ観光(モディカ泊)
 6日目:ノート、シラクーサを経由してエトナ山周辺へ移動(ニコロージ泊)
 7日目:エトナ山登山後、タオルミーナへ移動(タオルミーナ泊)
 8日目:タオルミーナ終日観光(タオルミーナ泊)
 9日目:セジェスタを経由してトラパニ郊外へ移動(トラパニ郊外泊)
10日目:午前エリチェ観光、午後モツィア島・塩田へ(トラパニ郊外泊)
11日目:トラパニ → ヴェローナ

9日目は移動が一番大変な日で、島の東海岸タオルミーナからトラパニ空港のある西海岸まで一挙にドライブします。

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シチリアの見どころを地図で見てみると、こんなにたくさん!
世界遺産だけでも、

1.アグリジェントの遺跡地域
2.ピアッツァ・アルメリアのヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ
3.シラクーサとパンタリカ岸壁墓地遺跡
4.ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々
5.エオリエ諸島

とあり、今回はエオリエ諸島を除いた1~4を網羅する予定です。

この時期のシチリア、日中まだまだ気温が高いので、日影がないという噂のアグリジェントの神殿の谷などは夜間見学を予約しました。

その他、訪れてみたいところとして、映画「ゴッドファーザー」のロケ地!
シリーズ・パート3、マイケルの娘が劇場入り口の階段で銃弾に倒れるシーンを撮ったマッシモ劇場はパレルモ市内にありますが、その他のシーンはほとんどタオルミーナ近郊で撮影されているそう。

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いよいよ今週末出発です!
また太ってきます(笑)!
2011-03-03 11:42 | カテゴリ:viaggio・旅
ジャンル:海外情報 テーマ:スペイン
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ボンジョルノ!
今回のバルセロナ旅行の同行者はパオパオ(旦那)、そして私達の友人の“永遠の婚約者達(交際期間ざっと20年)カップル”、マルコとルチアです。みんなバルセロナには何度も来たことがあり、私も2005年に続いて今回が2度目です。

ガウディ建築を中心に、サグラーダ・ファミリア→カサ・ミラ→カサ・バトリョ→ピカソ美術館→ゴシック地区→ランブラス界隈・・・と主な見どころは前回すでに周っているので、今回はのんびりとまだ見たことがないところへ。なので、一般的なバルセロナ観光コースからちょっと外れています。

もともと今回の訪問、バルセロナの友達のライブを観に来るというのがことのはじまり。バルセロナ到着日(金曜)の夜にバダローナBadalonaという郊外の町まで(遠かったです~。地下鉄で16駅、終点で降りてさらに駅前から2キロほどタクシー)コンサートを観に行きました。地下鉄の切符は一回券が1,45ユーロ。マルコ曰く、「月曜の朝はもう空港だから、日曜の夕方まで利用できる2日間のトラベルカード(Travelcard 2 Dies 11,50ユーロ)を買えばよいはず。」・・・と購入したはいいものの、“2日間”とは切符購入から“48時間”ではなく、あくまでも一日ずつの計算と発覚! 結局日曜日はもう一度、一日乗り放題券(T-Dia 1 zona 6,20ユーロ)を買うはめに。きっと10回の回数券(T-10 1 zona 8,25ユーロ)を買えば一番お得だったんだと思います・・・後の祭りです~。

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友人のライブ、たくさんのお客さんが詰めかけ盛り上がっていました♪


さて、土曜日の朝から町歩きです。
町のあちこちにアートっぽい雰囲気が漂い、落書きにもテラスにもセンスを感じます♪
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前回時間がなくて行けなかったスポット・シリーズ。まず最初はグエル公園Parc Guelです。地下鉄バルカイカVallcarca駅で降り、しばらく歩くとあるエレベーターで丘の上まで登って行きました。2月初旬だというのに公園はまるで春のよう!ミモザの花は満開で、ベンチでの日向ぼっこも気持ちよさそうです。観光客に交じって地元っ子がくつろいでいます。南イタリアでもみかけるFico d'India(ヒラウチワサポテン)もハートの形にみえます♡
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スペインらしい色彩のきれいな置物やお皿がたくさんお土産屋さんに並んでいました。私達も記念に写真立てを買うことにしました・・・店員さんは黒猫ちゃん?
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この後、私は一行と別れて、一人別行動。行く先は前回見れなかったシリーズ・その2、カタルーニャ音楽堂Palau de la Musica Catalana。スペイン語、カタルーニャ語以外は英語のガイドしかないので、他のみんなは見学に興味を示しません。 堂内は舞台・観客席はもちろん、バールのあたりでさえもすべて写真撮影禁止でとっても残念でしたが、そのステンドグラスの美しさと言ったら・・・素晴らしいです!心が洗われました・・・。(ステンドグラスの画像などはホームページwww.palaumusica.orgでどうぞ)
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<カタルーニャ音楽堂外観>


いったんホテルへ戻った3人組と待ち合わせて、夕方は町の中心、カタルーニャ広場からランブラス界隈をぶらぶら・・・。ガイドブックにはこのあたりに日本人をカモにするスリや詐欺師が出没すると書いてあるので、眉間にしわをよせて歩きます。通りに沿って、ストリート・パフォーマー(と呼ぶんでしょうか?)が思い思いの格好をして並んでいます。“トイレの人”は若いおねえさんから「あなた、ちょっと立ちあがってみて。」と声をかけられ、新聞で前を隠しながら立ちあがっていました。
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ランブラスの中ほどにあるのがサン・ジュゼップ市場Mercat de Sant Josep、市場大好きな私はパオパオを引きずり早速散策。イタリア同様、スペインの野菜や果物も新鮮です!(輸入に頼っている北ヨーロッパ諸国で食べるフルーツは鮮度がやはりイマイチ、以前メロンなのにきゅうりの味がしたことがありました。)市場の中は鮮やかな色の洪水という感じ。
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イタリアでは見かけないものもちらほら・・・それがなんと・・・イタリア製のフルーツ風味バルサミコ酢!ちゃんとモデナ製です。気になってオレンジ風味を購入しました。ビンではなくプラ製なので、これならお料理の飾り付け(ちょっとプロ風に)をするのに使いやすくて◎です。
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・・・と、ところが、バルセロナ旅行の後に行ったローマの食料品店で、フルーツ風味のバルサミコ酢を発見したんです!
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やっぱり我が町が僻地だけなんでしょうか。でもそのローマのお店も外国の食材などちょっと変わったものを扱っている食材専門店のカストローニCastroni(市内に各店舗あり、私が行ったのはナツィオナーレ通り支店)なので、まず一般のスーパーではお目にかかるものではありません。ヴェネツィアのリッツォRizzo(住所:Salizada San Giovanni Grisostomo, Cannaregio 5778 Tel:+39‐041‐5222824)というお店では種類はあまりありませんがスプレー式のものも売っています。

そして、この市場でのもう一つの収獲がフランス製のスミレのジャム!
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以前、南フランスとの国境、インぺリアのレストランで食べた時、チーズの盛り合わせと共に、国境を越えたフランスの町の市場で買ってきたというスミレのジャムが添えられてきたことがあったんです(ハチミツとチーズはよくありますが)が、その香りといったら、もうメチャクチャ、スミレなんです~♡♡♡ チーズとの相性もとってもよくって、レストランの人に売ってもらえないかその場で聞いてみたんですが、売ってもらえず、その後幻を追いかけるように探し続けていました。スペインで外国製品ばかり買い占めてきたのも変ですネ。


翌日曜は朝からバルセロナの海を見に、バルセロネータBarcelonetaへ!もちろん、ここにも来たことがありません。ヤシの木が続くプロムナード、冬なのに心地よく降り注ぐ太陽・・・ああ、ここを人は地中海と呼ぶんですネ~。もう霧のヴェネトに帰るのが嫌になるぞと皆でぼやきながら散歩です。この時期さすがに海の中で泳いでいる人はいませんが砂浜では皆さん水着姿でビーチバレーをしています。自転車をこぐ親子連れ、チェスゲームにふけるおじさん達、青い海・・・。仲良く腕を組んで歩くお年寄りカップルのほのぼのした後ろ姿を見ながら、私もこういう老後が送れたらいいな~と。癒されました・・・。
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この日のランチはスペイン人の友達に連れられて、ランブラスから少し歩いたランティク・フォルンL'Antic forn(住所:Printor Fortuny, 28 - 08001 Barcelona - www.lanticforn.com)というところへ。
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私は注文しなかったのですが、カルソッツCalçotsという冬のバルセロナの郷土料理が味わえるお店です。炭で焼いた長ネギをトマト・ガーリック・アーモンド・パプリカなどで作ったロメスコソースに漬けて食べるのですが、フォークやナイフは使わず、イラストのように手づかみでスルスルッというのが正しい食べ方だと言いながら、スペイン人の友達は食べていました。次回は是非、挑戦したいと思います。


たらふく食べて飲んだ後は、伊西グループでゴシック地区へ!サン・ジャウマ広場へ抜けるフェラン通りを歩いていたら、後ろから鼓笛隊のパレードがやってきました!それに続き、3メートルはありそうな背の高い人形や鶏や牛の格好をした不思議な行列が続々と行進です。「え?カーニバルにしてはちょっと時期が早いような・・・?」と悩んでいたら、スペイン人の友達がカタルーニャの地元のお祭りだと教えてくれました。
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ゴシック地区はヴェネトのチェントロ・ストリコを歩いているような雰囲気です。バルセロナ市庁舎も威風堂々、「この建物はウェディング映えしそう。」と思ったのは職業病ってやつですね。
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お土産としてはくだらないものを少々、オリーブの形をしたチョコレートとマグネット式の写真入れ(3ユーロ)です。
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地元バルセロナのブランドで大ブレーク中なのが、デスイグアル(www.desigual.com)。ブランドネームの「同じではない」に象徴されるとおり、個性的で奇抜で色彩鮮やかで、同じデザインでもよく見ると一点ずつ違う・・・見ているだけで華やかな気分になります。デパートのエル・コンテ・エングレスやランブラス界隈にたくさんショップがあって、イタリアでは結構いい値段するのにやはり地元は安い!さらにセール中ということもあって、最初は「私にはちょっと派手かも?」とひけていたんですが、わりと渋いデザインのものを見つけたので手を出してしまいました。帰国してからやっぱりバッグも買ってくれば良かったと後悔しきり。
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スペイン人のお友達からはチョコレートとHavannaというメーカーのもなかのようなお菓子+ミルクチョコレート・スプレッドをもらいました。チョコレートの方はバルセロナ土産の定番だそうですが、Havannaの方はもともとはアルゼンチンのお菓子メーカーだそう。
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バルセロナ組は5月にイタリアにやってきます。イタリアでの再会を約束して彼らと別れました。今回もモンジュイックの丘などには行かずじまい・・・いつの日か、リベンジします!

では、あ・ぷれすと!













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